無言館からの示唆
17日、日経ホールで、映画監督、大林宣彦氏の講演を聞いた。
大林さんは、講演の中で、戦没者の若い画家達の遺作の絵を展示してある長野県の無言館の話をした。
24歳くらいまでに死んでいった若い画家達の絵を見て彼は、彼らの人生の深さ、密度の濃さに驚嘆したと云う。
今70歳になられたと云う大林さんは、続けて云った。私は、彼らの生きた24年間を、また今から70歳の新人として生きていきたいと。70歳から24年生きると94歳、可能である。
70歳からでも、まだもう一人分の充実した人生を、新たにスタートさせることだってできることに気づかされた。
戦後生まれの私は、まだまだ沢山の新たな人生を送れるチャンスがあることに気づき、そうか! よっしゃと、心の中で掛け声を発した。
Comments
私なんぞは、まだまだオギャアオギャアですね。
Posted by: のほほん | January 25, 2009 11:06 AM
のほほんさん、何人分もの別の人生を送る可能性って感じですね。
Posted by: Life-Artist | January 25, 2009 10:08 PM