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住職が幼児のころの母との別れの場面の話を聴いた。
「母は、電車のホームで、泣いて近づく私を、鬼の形相で、遠ざけた。そして、ホームの陰で、じっと目を凝らせて、遠くから私を見つめ続けた。親戚の人が、私を手を引いて連れて行ってくれるまで、ジーと、隠れてこちらを見続けていた。」
それが、住職の、修行への導きであったと云う。どちらに転んでも、安心と云う境地は無いのかと。
December 14, 2008 in 人生 | Permalink Tweet
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