通勤途上にも、心の旅
先日、通勤途上、駅へ続く道で、交差点を右折してくるバスの運転手さんをチラッと見ると、私が子供時代に、「俊ちゃん」と呼んで、よく遊んでもらっていた親戚のお兄ちゃんとそっくりだった。優しい、頼りがいのあるお兄ちゃんだった。今でも故郷に帰ると、暖かい父親のようなお兄ちゃんの姿がある。その「俊ちゃん」を想い出し、暖かい気持ちになった。
駅そばの小道わきには、小さな竹林もある。地面の下には、既に竹の子が地上目指して、冬を越え春の到来を待っているのだろうと想像したりもした。
白楽駅前の不動産屋さんの横のコミュニテイープラザ商店街からは、いつものように心地よい音楽が流れていた。その日は、映画「アラビアのローレンス」のサウンドトラック版だった。大好きなメロデイーなので、駅前で、足を止めて、曲が終わるまで聴いてから、改札口に入った。
通勤途上にも、沢山の小さな驚きがあった。
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