「人間に良い農業」と云う矛盾への気づき
昨日、急遽、四国から上京した友人と会うため、当初予定していた忘年会を早めに失礼して、7時からと8時半からと二つの会食をした。高校時代に一緒にヒッチハイクをした親友である。
長年、有機農業と関わっている彼が、新らしく始めたNPO事業の名刺に「生物多様性農業支援センター」とあった。
説明を聞くと、植物・農作物は、人間中心に、人間に良いために作るのではなく、生物の多様性の自然な生育を支援し、それを自然界の一部としての人間が食し、地球、宇宙の調和を保つと云う発想と感じた。
座禅の修行で目指す境地へ通じていると思った。多様性の中で調和している大きな世界がある。多様性の中の単一と云う調和、安らぎを感じた。
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