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November 12, 2008

「蜘蛛の糸」のエンデイング

芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を読み返してみた。地獄から、蜘蛛の糸を伝って天国へ登り始める罪人の話。

最後は、自分の下に次から次から登って来る同じような罪人達を振り落とそうとした瞬間に、糸が切れて、自分もまた、地獄へ逆戻りと云う話であった。

先日、住職から聴いたもう一つの話では、下から登って来る罪人を見て、これでは、大変と思って、自分の重みだけでも軽くしようと、手を離した瞬間に、手を離した罪人は、極楽の蓮の葉の上に座っていたと云う。

芥川龍之介の「蜘蛛の糸」には、芥川龍之介が越えられなかった、何かを感じた。

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Comments

面白いエンディングですね
「諦めると助かる」などこの世は
意識と逆なのかもしれませんね
蜘蛛に糸を垂らさせたお釈迦さんも
意外と意地悪だなと
意外と人間性あるんだなと
たのしい感想を持ちました

Posted by: カルパ | November 13, 2008 at 10:50 AM

カルパさん、コメントありがとうございます。

自分が、自分からどれだけ遠ざかれるか、利他の意思を持ち得るか、これが、私は、人生の修行を測る物差しだと思っています。

これは、そんなエピソードです。

Posted by: Life-Artist | November 13, 2008 at 10:31 PM

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