政治家の宿命、哀しみ
私は、新しい政治家の台頭を見る時、いつも政治家の宿命、政治家の哀しみを想う。
新鮮に総理や、大統領になった時は、人気が沸騰することもあるが、任期も進んで来ると、欠点や失策がマスコミに叩かれ、ヨレヨレになって、みすぼらしく、政界から去って行く場合が多い。
このことが判っていても、政治を志す人達がいることは、有難いことだとも思う。政治は、政策は選択であるが故に、実行と同時に批判は付きまとう。
新しい米国大統領の新鮮さ、黒人社会へ与えた希望など、感動的な出来事だと思う。それと同時に、彼の政治が進んで行く中で、彼が、世論の批判を浴びた時のハンデは、今までの大統領より厳しい中傷を受けるのではないかと思う。
それでも、尚、彼は内なる政治家としての衝動に駆られて大統領になったのだろう。彼の歴史的役割を思う。
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