朝の空気、田園風景
昨日は、小田原・開成の妹の家から、新幹線で東京へ出勤した。私は開成の田園風景を早朝、散歩するのが大変好きで、昨日の朝も、清々しい田園風景の朝の散歩を楽しんだ。
朝6時くらい、玄関のドアを開けた時の、ちょっとひんやりした、秋の澄んだ空気が、何とも云えない。
私は、ドアを開けた瞬間、何故だか就職した直後の自分に一瞬にして返ったような気がした。全てが始まるような、何か飛び立つような、あの当時の心が、朝の空気が呼び戻してくれた。
最初の赴任地、新潟で、独身寮から、毎朝、歩いて朝市の前を通って沼垂四つ角の前の製油所へ通勤した。当時と同じような、朝の空気や風を感じた。
自分も友達もみんな、何処かに飛び立とうとしていたあのころ。
今は、同じ空気を吸っても、自分の飛び立つべき空は確固として見えているように感じる。当時より、穏かに幸せな気持ちで、朝の光景を味わっている。
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