血圧上昇も身体の防御作用
腎臓は身体の血流量をチェックする機能を持っていると云う。赤血球が少ない状態になるとホルモンで、造血命令を出し、腎臓からレニンと云う昇圧物質を出すと云う。これが肝臓からの分泌物質と作用して、血圧を上げるとのこと。
血圧が上がるのも、60兆の細胞に栄養を循環させようとする神秘的な、精巧な身体の防御システムの一つとも云える。その、身体から自然に出る昇圧促進の分泌物質の機能を阻害・遮断させるのが、血圧降下剤だと云う。
身体は昇圧して、身体を維持しようと機能しているその、警告サインのスイッチを切るのが血圧降下剤。
高血圧は、何か重大な病気の存在を警告する、点滅ランプ。このスイッチを切ることでなく、その血圧の正常化をする食生活、生活習慣を取り戻すのが先決。
血圧降下剤を一生飲み続ける覚悟は、病気に突入する覚悟と似ている。
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