利他的遺伝子
地球上の人口の1万倍の数、60兆の生物(細胞)の集合体である人間。遺伝子のプログラム通りに生まれ、死に逝く。
このおびただしい数の細胞(生物)がひしめきあっている人体で、戦争もなく、よく調和して生きていけるものだと、遺伝子の村上和雄先生は云う。利己的な遺伝子ばかりだったら、決して出来ることではない。
「他の臓器を助けなさい」と働いている遺伝子が、利他的遺伝子が、身体の中には、必ず存在しているはずだ。他への思いやりの生物的根源が、遺伝子の言葉で語られる日が、いずれ来るはずだと、村上先生は信じている。
利他的遺伝子か・・・・・・、村上先生と一緒に、探してみたい気持ちになる。人生の宝探し。
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