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July 16, 2008

金メダルを超えて輝く

昨日、オリンピックランナー松野明美さんの講演を初めて聴いて、この人に逢えて、本当によかったと思った。1988年のソウルオリンピック頃に活躍した彼女は、今二児の母。そのお子さんの一人が心臓病やダウン症で生まれた事で、その後の彼女の生き方は、それは、感動の嵐のようなものだった。

彼女は、今は、ダウン症の4歳の男の子の、オムツが取れるようになる事が夢ですと云った。金メダルを取る事よりも、子供のオムツが取れる事が夢ですと云った。

人生を、ゆっくりでも、時に立ち止まり、歩き出しても、マイペースで、前へ前へ進んで行く事、それが今、マラソンで金メダルを取る事よりも幸せである事を、初めて知りましたと云った。

彼女は、赤ちゃんを出産した時、まだ臍の緒が繋がった我が子と対面した時の感動は、金メダルよりも、遙に遙に幸せで感動的であったと云った。

私は、初めて、私の母の気持ちに深く近づけたと云う感覚と、マザーテレサに対面したような、何か、フワーと、揺りかごに抱かれたような気持ちになった。

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Comments

なんとも尊いお話です。

母上。

Posted by: のほほん | July 16, 2008 at 08:20 PM

のほほんさん、自分の母も、金メダルを取るよりも、嬉しい境地であったかと思うと、ただ、ただ・・・・。コメント有難うございました。

Posted by: life-artist | July 17, 2008 at 06:05 AM

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