« ちょっとした不幸、人生の隠し味 | Main | 数学と仏道修行 »

July 20, 2008

貧しさ、宇宙との調和の象徴

昨日朝から例年恒例の鎌倉円覚寺の夏季早朝講座が始まった。足立老師の話は、貧しさが人を育てる話であった。

「貧は人を苦しめず、人は貧に苦しむ、貧は菩薩の種、日々仏道に進む、貧は世界の福の神」

アテネ文庫「ミレー」からの文章と云う。ミレーの一生は貧しさと病気の人生だったと云う。

ミレーの絵は、「晩鐘」、「落穂ひろい」、「種を蒔く人」。貧しい農民の絵に、人は何を惹かれるのだろう。何を見出しているのだろう。

貧しく最小限で生きる事は、吾、自我の横暴を食い止める。富は自我を醜く膨張させる。傲慢な祝祭が始まる。

貧しさは、宇宙との調和の象徴だと私は直感した。

|

« ちょっとした不幸、人生の隠し味 | Main | 数学と仏道修行 »

Comments

なるほどな、と納得いたします。

Posted by: のほほん | July 20, 2008 at 11:25 AM

のほほんさん、この価値観は、直感的な、何となく感じる世界ですね。

野口英世も貧しさが咲かせた花だったのではないでしょうか。そう思って磐梯山のふもとの当時の貧しい農村を想像すると、心が晴れます。

Posted by: life-artist | July 21, 2008 at 06:04 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« ちょっとした不幸、人生の隠し味 | Main | 数学と仏道修行 »