名僧に囲まれて
昨日終業後、新宿で、横山紘一先生の哲学カフェに出席した。先生の「十牛図入門」(幻冬舎)に感動したこともあり、久しぶりに顔を出した。
共に禅の修行をしている人が、私の坐禅の師、山口博永禅師は、「日本の中で5本の指に入る名僧の一人」と呼んでおられることを最近知って、嬉しかった。
そして、この横山紘一先生(立教大学、唯識論)も、昨日の会話の中で、横山先生も、名僧だと思った。
横山先生は、昨日、「私の妻」・「私の夫」と云うのを、「妻の夫」・「夫の妻」と置きかえる境地を教えてくれた。「私の娘」でなく、「娘の父」の境地。
他があって、しかる後に自分がある。自分を離れることができる程、争い、疎外感はなくなると。
そして、「水があって、魚がある」、「魚は、水の影」である境地に通じている。
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