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June 30, 2008

薬師寺を詠む

昨日初めて、NHK短歌のテキストを買った。昨日朝、ちらっとTVで聴いた薬師寺の短歌に心惹かれた。メモ出来なくて、もう一度、その短歌を聴きたかったので、テキストを求めた。選者が選んだ優秀作ではなかったが、心揺さぶられた短歌があった。

「塔の影、日時計のごと巡る庭、八月六日蝉の声満つ」

「何の為、生まれいでたるかわからずに、ただ仏前に手を合わすのみ」

「我が病躯、薬師如来の掌にのりて、大和の空にぽっかり浮ぶ」

これらの歌に触れ、雨の日曜日の朝、心は輝いて明けた。


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