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April 30, 2008

特攻の花、喜界島の無言館

昨日は、昼過ぎ、たまたま小田原・二宮駅前で入ったラーメン屋さんのテレビで、衝撃的なエピソードに出遭った。

特攻の花。特攻の花とは、鹿児島の知覧特攻基地を飛び立った特攻隊員が、途中の喜界島で、燃料補給していた時の話しで、この島の娘さんたちが飛び立つ特攻隊員にお花を贈っていたとのこと。

特攻隊員は、花も一緒に散らすのはしのびないと、滑走路脇においていったのが、今は群生になってるのだと云う。

この花の写真を撮り続けている若い女性がいるとのことであった。

特攻隊員が、最期に見た花。人生の最期に見た花。

喜界島に咲く群生の花々は、喜界島の無言館。

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April 29, 2008

強烈な英訳

昨日、パソコンのフリーの英訳サイトで、すごい英訳に遭遇した。

原油市場の変化諸要素をリストアップしていた時のこと。「~が市場を引っ張り上げている」と書きたいので、因みに引っ張り上げるとは、どう表現しようかと、英訳を検索した。

「Hippa is raised] と 云う英訳が回答で出て来た。 「Hippa が上げられた」、Hippa とは、カッパの親戚か?

何ぼ何でも、傑作過ぎて、椅子から落ちそうになった。

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April 28, 2008

偶然の出会いが二つ

昨日は、東横線の中で、約18年前、中東アブダビの国営銀行に勤務しておられた日本人女性と偶然あった。お互いに名前を云って、驚きの再会だった。彼女のご主人もアブダビの石油開発会社で働いておられ、今でも、アブダビで勤務され時々、彼女もアブダビへ行くとのことであった。「National Bank of Abu Dhabi」と、当時、電話すると返って来ていた彼女の声さえも懐かしく想い出した。私のアブダビ時代は、人生の転換点であった時代。

夕方、横浜駅のコンコースを歩いていたら、私が大学卒業後就職したころ、九州の父が会社の本社の人事部へ、墨の字の挨拶の手紙を出した時に受けとって、私に教えてくれた人事の担当の会社OBの方に、偶然お会いした。私は、苗字を呼んで声をかけて、お互いに懐かしく近況を話しあった。父は生前、私に何も云わず、私の行く末をいつも見守っていた。ただ、ひたすら息子をよろしくお願いしますと云う趣旨の手紙だったと云う。

このような偶然の出会いの連続に、人生の、神秘に包まれた展開を、感じざるを得ない気持ちになる。人の出会いも、自然の営みの一つ。

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April 27, 2008

絵画・城山三郎・そしてJazz 

金曜日終業後は、銀座・泰明画廊の大津英敏新作展(最終日)に行った。大津先生もたまたま画廊にいらっして、雑談する機会もあった。「パリの朝」「シテ島と赤いバラ」など新作の絵画を前に、地元大牟田の会話なども楽しかった。私と大津先生が偶然大牟田の延命動物園であった時に、先生が描かれていたホワイトタイガーのポスターも、画廊の入り口に飾られていた。

土曜日は、自宅で、午前中にアラブ訪日団の面談の英文議事録を素早く書き終え、夕方、藤沢で、石油・ガス業界OBの方々と懐かしい懇親会をやった。合併会社の厳しい人事のことや、サラリーマンらしい昔のエピソードが、城山三郎の経済小説のような感じでもあった。

その後、夜は、地元白楽のJazz喫茶で開催中の山本剛(ピアノ)トリオのJazz ライブに直行。夜8時~10時まで、好きなJazzの世界に旅した。狭いJazz喫茶の中で流れる「追憶」のピアノの響きは、私の青春時代の心の揺れを、再現させてくれるようだった。20代に返ったような勘違いに秘かに酔いながら。

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April 26, 2008

新聞配達への想い

今朝、5時過ぎに家のポストから新聞を取りに、玄関を開けた時、まだ新聞は来ていなかった。直ぐ、バイクの音がして、新聞配達の青年が見えた。

遠くからだったが、私は、「お早うございます」と小さく声をかけた。

彼は、新聞を持って走って私に近づいて来て、玄関前で、「日経新聞 朝刊です」と云って、笑顔で私に手渡してくれた。朝5時の早朝の空気の中に、彼の「日経新聞 朝刊です」と云う声が、清々しく、こだまのように響いた。

新聞配達は、私にとって、特別な想いの象徴。新聞配達は、人生への前向きさ、人生への意地、熱意、などあらゆる尊敬の対象が詰っている。

数日前に講演を聴いた、脳性小児麻痺の病を抱えながら、新聞配達をして家計を支えられた、杉本博道さんのことも想い出した。

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April 25, 2008

居酒屋の線香

昨日、夜、会社の近くの居酒屋にちょっと立ち寄ってみたところ、カウンターに亡くなった旧女将さんの7回忌とのことで、遺影と線香が立てられていた。さほど、大きな店ではないが、いつになく昔の常連さん達が、旧女将さんを偲んで、大勢集まっていた。

今では、その娘さんが店を継いでいるが、その娘さんがまだランドセルを背負っていた小学生の頃のことなど、お客さん達の会話が、印象に残った。

昨日は、また、会社のアラブ人代表の誕生日でもあった。

昨日は誕生日と、命日の偶然の組み合わせの日が、ちょっとした驚きでもあった。

人間の60兆の細胞が、常に滅して、また生じていることを連想した。


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April 24, 2008

全く異なった私の視点

今週は毎日、中東からの訪日団5名を連れて、日本の石油の顧客表敬訪問中だが、各社との面談・昼夜の会食の場面で、自分の経て来たサラリーマン生活の、まるでパノラマをみるような思いが頭をよぎる。

各社の面談相手の上下関係、発言内容、雰囲気、話題、面談の決まり文句など、自分がまるで、幽体離脱したかのように、客観的な視点で、そのシーンを眺めている。

それは、将来、人生を振り返る頃に、あの頃は、ちょっと仕事に夢中過ぎたかなーと思いだす人達のシーンのような気もする。

明日、訪日団を送り出したあと、また、静かな郊外の庭園でも一人歩いてみたい。すでに、小田原城の藤の庭園も、心に浮かんでいる。

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April 23, 2008

海の化身?

人間を始め、地球上のすべての生物の体内の水分を分析してみると、その成分は海水と殆ど同じだと云う。

受胎後2週間くらいの赤ちゃんは2~3ミリで、魚のように、まだエラがついていて、母親の子宮の羊水と云う海の中で、泳いでいると云う。そして、何十億年の進化の過程を、約10ヶ月で再現して、人間として生まれて来る。

人間の体内の水分は69%、脳にも水分が85%、血中にも水分が83%、骨の中にも水分が35%。

人間も、海の化身のようだ。魚のようだった自分を想像するだけでも、大変楽しい気持ちにもなる。

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April 22, 2008

人間は一つの天体?

直径が0.1ミリと云う人間の細胞一つ一つの中の遺伝子には、約60億の遺伝言語の精密な設計図が記述・描かれていると云う。60億語とは、辞典の広辞苑の約3万冊分。

これは、極小の中に、極大の宇宙の存在を感じさせる。

人間の60兆もの細胞も、世界の人口65億よりはるかに多い。人間は一人一人が、世界の人口の1万倍の数の細胞を持っている。細胞は一つ一つは一個の生物で、更に、その中に、広辞苑3万冊分の情報を持っている。

人間は、既に一つの天体の観。極小の世界に、極大が存在、並存している。

人間が何か壮大な宇宙にも見え、私の人生観へ大いなる示唆を与えてくれる。

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April 21, 2008

神の、神との出会い?

今週は、アラブからのゲスト5名が来日、顧客挨拶周りに1週間同行する。ちょっと、慌しい週になりそうである。

そんな中でも、昨日は、小田原の妹の誘いで、脳性小児麻痺と闘いながらサラリーマンをされ、全国で講演活動をされてる杉本博道さんの講演を初めて聴いた。そして、この講演を聴けた縁に、深く感謝した。

脳性小児麻痺の病気と、親の離婚、極貧生活、それでも彼は、不自由な身体でも新聞配達をしながら、時間をかけて高校・大学と進みま、大手コンピューター企業に就職。そして48才の今、システムエンジニアとして働きながら、障害児を抱える人達などへ希望を与える講演など、社会貢献をしている。ホノルルマラソン2回出場、東京マラソンも1回出場と云う。

職場で知りあった奥さんの言葉も凄かった。健常者の奥さんは、両親に結婚を反対されながらも、「貴方の宿命を転換させ、来世でも貴方と結婚したい。」とまで云ってくれたそうです。

何だか、神の、神との出会いだったのではと思う話でした。

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April 20, 2008

身体の成分、合計182千円也

人間の成分を、化学的、物理的に、面白く試算し、お金に換算した話が妙に印象に残った。

石鹸7個分の脂肪、鉛筆9000本分の炭素、マッチ2200本分のリン、下剤一服分のマグネシウム、どんぶり一杯分の石灰、1匹の犬から蚤を追いだせるくらいの硫黄、一升瓶20本位の水、これらを合計して、お金に換算して、合計してみたら、182千円だったとか。これは体重60kgの大人の場合。

人間を、このように、物として、換算してみたら、何だか可笑しくて、182千円が安く思えたり、いや、案外高く思えたり、体重が100kgの人は、いくらになるかと想像したり。

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April 19, 2008

タンパク質(大豆)で肥満防止

身体には、時間帯によって何を食べるべきかの法則があり、肥満防止には、食物繊維の摂取と同時に、特に夕食にタンパク質(大豆)を多く摂ることで、脂肪を燃焼し、肥満を防げると云う。

(1) 朝4時~昼12時 : 排泄の時間(解毒の時間) : ビタミン・ミネラルを多く摂る。

(2) 昼12時~夜20時: 摂取の時間: 熱源栄養素を摂る。活動の時間。

(3) 夜20時~朝4時: 同化の時間: タンパク質は細胞の修復、脂肪の燃焼効果。

夜20時以降の糖分摂取、脂肪摂取は、肥満の大きな原因。 夕食は、特に、タンパク質、即ち大豆食品を摂ることが大事とのこと。 脂肪は消化に6時間も要し、特に夜の油ものは、肥満必至の恐れ大。

時間帯と食について、確かに、大切な視点だと驚いた。

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April 18, 2008

目黒雅叙園の驚き

昨日夜は、目黒雅叙園で、欧米メジャー主催の石油関係者のパーテイーがあり出席してみた。

驚きは、雅叙園の中が、「和の赴きの豪華な回廊」のようになっていたこと。レセプション会場は畳敷きで、靴を脱いで立食スタイル。余興に、芸者さんの踊りまで。

目黒雅叙園の中は、一見の価値ある、驚きの空間だった。特に外人受けしそうな巨大な和の空間だった。外人観光客を案内するスポットに最適だと思った。

帰りは、雨の中だったが、今の私は東京シテイーガイドの散策で、この辺の地理にも最近詳しくなったので、五百羅漢前を通って、東急線・不動前まで歩いて電車で白楽へ帰った。

これも、非日常の空間だった。

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April 17, 2008

冬眠動物か、渡り鳥?

「腹八分で医者要らず、腹六分で老いを忘れ、腹四分で仏に近づく」と云う。大食は短命の元と云う。

傑作な、過食を戒める本があった。「食は医力」(教育評論社)。冬眠しない人類に余分な脂肪は要らない。2000キロも飛ぶ渡り鳥でもないのに、余分な脂肪は要らない。人間は余分な脂肪を持つと、その過酸化脂質の害で、代謝障害がおき、病気短命になると云う。また、上品になるのも、下品になるのも、飲食の慎みによって決まる。とまで書いてあった。

これは、参った。可笑しいやら、その皮肉が、説得力があるのには傑作だった。

野生の動物は肥満になることはない。太ったライオンはいない。とダメ押しの記述。

「了解しました」と、改めて、その本に敬礼する気分だった。

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April 16, 2008

ヒッポクラブ&ジャズ喫茶

昨日は久しぶりで、会社帰りに、多言語学習クラブ・ヒッポクラブの横浜反町の例会に出た。私は、ちっちゃい子供達との交流と語学学習が楽しくて、このクラブが好きだ。子供達を見ていると、何か旅の驚きににも似た、穏かな楽しい人生の光景がある。

私がアラビア語の自己紹介をしている間に、小学生の男の子達が、私のネクタイの柄がガンダムに似ていたらしく、かなり近づいて見たり、その奔放な行動が面白かった。

その帰りに立ち寄った白楽駅前の行き付けのJazz喫茶では、神奈川大学か、女子大学生が、Jazzを紹介しながら、デイスクジョッキーの練習をしていた。ピアノソロのミステイーの調べが素晴らしかった。

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April 15, 2008

大津英敏画伯・日本芸術院会員御祝

昨日は、帝国ホテルで開催された、三池高校の先輩・大津英敏画伯の日本芸術院会員就任祝いに出席した。

作家の辻井喬さんや、著名な、堺屋太一さん、西郷輝彦さん、宮崎緑さんなども出席されていて、素晴らしい御祝の会だった。私にとっては、大勢の芸術関係者の集まりに、とても新しい刺激を感じた。

大津画伯は、娘さんの子供の頃の絵が有名だが、娘さんのモチーフは、岸田劉生以来と来賓の方のコメントがあった。改めて凄い画家なんだなと思った。

辻井喬さんの「終わりからの旅」の挿絵を大津画伯は描いておられるとのこと。これも素晴らしい組み合わせだと思う。昨日は、何だか、とても豊かな気持ちになった。

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April 14, 2008

現実か、幻か?

人間が見ている世界は、現実なのか?幻なのか?の疑問が、哲学の根本問題であることを知り、そのことで、心がとても楽になった。

物質は、物理的には、すべて原子核とか電子とか微細なものから成り立っていて、それが色んな物や生物になっているという。それは、原子核や電子がただ宇宙に浮遊しているだけの虚空世界かも知れない。人間が現実と呼んでることは、人間の生物的器官上、そう見えてるだけの幻なのかも知れない。

アインシュタインとインドの哲学者タゴールの問答にある。人間は、人間の意識が生み出す現象的顕現(イメージする脳の作用)の中に生きているのであって、現実的ではないと、タゴールは云った。

既に亡くなった人や、もう二度と会えない人にも、現実よりも、もっと鮮明に現実的に、会える方法が、意識の世界にあることが、何となく納得でき、心がとても楽になった。

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April 13, 2008

中道の神秘、そして一元の世界へ

中道について、住職は、縦線と横線を交わらせた時、その接点の点は、縦でもない、また横でもないと説明した。

坐禅が目指す境地、生きてもいない、死んでもいない境地。起きてもいない、寝てもいない境地。その第3の状態を実感する修行が禅。

これは、虚空世界を表す。始まりも終わりもない世界。円のような万有循環の世界。不滅・不生の世界。良い悪い、得か損かとかの二元的、表面的世界のその先に潜む宇宙の法則性を感じられたら、心は安らぐ。

その一元的世界を垣間見たあとに、春は花、夏ホトトギス、秋は月・・・の境地を味わえたらと、修行を重ねたい。


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April 12, 2008

大学時代の光景

昨日は、懐かしい大学時代の同級生と3人で新橋で懇親会をした。

友人の地元愛媛では、大昔からゴルフ場があって、子供時代には、ゴルフ場のそばで遊んでいたとか、地元の野球を評して、黒潮打線ならぬ、赤潮打線と云っていたとか、大学進学で上京する時、漁師のおじいちゃんに「魚がおらんけん、東京の大学に行く」と云ったとか。

もう一人の友人の、学校で成績の悪かった人が社会では良かった例は多いが、成績の良かった人が社会では落第だった例が遙に多いのでないかとの人生観も印象に残った。

今朝、ニュースで、大学の入学式に、学生より遙に多い父兄の参列のニュースがあった。生前、私の九州の親は、一度も東京の大学を見ること無く他界した。入学式と云わず、大学を一度くらい見たかっただろうと思う。生活が大変で、九州から出て来るには、金と時間が無く、また照れくさかったかも知れない。

私の両親も、兄弟も姉妹も大学には行っていない。今私が想い出す大学時代の光景は、両親・兄弟・姉妹からのプレゼントだったと思う。

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April 11, 2008

人生のルネッサンス

一度、会社を辞めてから、私の人生で始まったことを振り返ると、私は、何かの縁で救われたと云う気持ちになる。会社を辞め、時間ができたことで、縁が生まれ、私の人生で、考えられなかった展開が起きた。

1. 食と健康の勉強の縁で、薬・医者との縁が切れた幸せ。健康への自信。

2. 坐禅の住職との出会いと、ヴェーダンダ哲学との出会い、これで私の人生観、人生に対する気持ちがとても楽になっ た。(自他一如)。

3. 私の人生の宿題だった満洲やニュージランドへの旅、姉妹との米国への旅、娘とのアラブへの旅。

4. 文学や絵画、芸術への深い興味が生まれたこと。

5. そして、4年のブランクを経て、石油ガス業界へ、産油国側の会社へ復帰できたこと。

人生の選択としては、危険極まりない選択もして来たと思うが、それも、私の遺伝子の技か、何かに押し出されるように、行動して来たと思う。それは、人生の新たな価値の創造、私のルネッサンスの始まりだと思っている。


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April 10, 2008

評価の切り口、人生の価値観

人生の評価の切り口は、それぞれの人の個性のように、本来、沢山の組み合わせで成り立っているのだろう。

忙しく、日々流されるように生きてる人は、その評価の切り口が、世間の最大公約数的な基準になってしまうのではないかと思う。つまり、収入・地位・人間関係・贅沢・趣味・スポーツなど等。

そのような世間の最大公約数的な価値観は、複雑な人間にとっては、機械的に、余りにも単純過ぎる価値観で、私は、そのような価値観では、幸せをもたらすとは思えない。

その人にしかわからない、価値観とその優先順位があってこそ、個としての人生を、充実させていることではないかと思う。

時に、収入・地位・人間関係等を犠牲にしてまでも、その人が行動する時に、私は、その人の価値観に興味と、その人の人生に興味を覚える。

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April 09, 2008

政治レベル低過ぎる驚き

日本の政界の混乱振りに、大失望を通りこして滑稽に感じて来た。与党も、だらしないが、民主党も世論そっちのけのごり押し、トンチンカン振りに、ビックリ。

国民不在の低レベル議論振りに、もうあきらめの心境。

行きつくところまで行って、政治は改革するしかないのかと思う。政治家に、レベルの低いのを集め過ぎたのかも知れない。

私の勘では、ガソリン税は、もう下げたままで確定の様相(再度可決無理?)だが、2.6兆円の税収不足は、将来、何倍にもなって国民を苦しめることになるのではと心配になる。暫定とか、暫定で無いとか、の呼び方の問題ではない。

民主党も、自民党に劣らず、低レベル振りをグングン発揮しはじめていて、ビックリ。選ぶ政治家、政党がない。

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April 08, 2008

中目黒の魚レストラン

一昨日の中目黒銀座通りの魚レストランでの店内のメニューの張り紙が面白かった。

「お銚子もの」、「週に8回は魚」、「魚のことで頭が一杯」、「今夜の1点勝負」。

飲み物の焼酎は「農家の嫁」、「明るい農村」。

巨大な、ボール一杯のあら煮は、一人分としては大き過ぎ、4人分くらいあるねと、店の人に云ったところ、店の人は、「このサイズだけは、譲れません」と、意味不明の職人気質の返事。

680円のあら煮、これは、返すがえすも、驚きであった。

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April 07, 2008

驚きの海に漂った休日

昨日、一昨日は、驚きの連続だった。土曜日午前~昼は、神奈川今昔の会の歴史散策、JR横浜線・大口駅から、寺尾城跡の散策は驚いた。私の住む白楽からさほど離れていない場所に、寺尾城跡の存在と、それが信玄に滅ぼされた諏訪氏一族の城であったと云うこと。

また、ガイドの方から、作家・五木寛之さんが白楽に住んいた頃、よく居酒屋・世界長に来ていたとのことも聴いた。世界長は私の出没場所ではないか。そ、そんな・・・と感激。

土曜日その後、新幹線で小田原へ直行、小田原城の桜と甘酒。小田原・開成の妹の家に宿泊。日曜日・翌朝は、妹と二人で、御殿場線の山北で、兄妹の桜並木の散歩。山北の桜も圧巻だった。子供時代以来の、久しぶり兄妹の散歩だった。菜の花と桜が、富士を背に輝いていた。

日曜日の午後は、その後、新幹線で品川へ直行、愛宕の青松寺の花祭り鑑賞。チェンバロのバロック音楽と、女性アカペラグループ・XuXu(しゅしゅ)のボーカルパフォーマンス、これもきれいな歌声に感激。

夕方は、中目黒の目黒川の桜にお別れの散策。中目黒銀座の魚専門居酒屋で一杯で、締めくくり。この魚居酒屋さんでも、仰天の事件。一人前のあら煮なのに、洗面器サイズのあら煮が登場。たまたま隣に座っていた女性姉妹が、同情され、トマトサラダと一部物々交換をして下さった。驚きの連続の土日だった。もう先週から数ヶ月が経ったような気がする。

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April 06, 2008

人生賛歌の気概

自己究明・生死(しょうじ)解決・他者救済を同時にやること、それが修行と住職はおっしゃった。自他一如の考えだと、それはわかる。

そして、内なる宇宙を信じるが故の気概。それは、「釈迦、何するものぞ」と云う気概。

素晴らしい気概、人生賛歌の気概。

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April 05, 2008

つかまず、持たず、腰かけず

「つかまず、持たず、腰かけず」。

悟ったと思った瞬間に、つかみ、また突き落とされることを、住職は云った。

諸縁を放捨するところに、「つかまず、持たず、腰かけず」の境地が生まれる。

「つかまず、持たず、腰かけず」の中に、円かなる太虚の安らぎがある。


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April 04, 2008

2年前?、20年前?

2年前、桜の頃、ノルウェーの友人の娘さんが来日、桜の小田原城を妹の家族と共に案内した。私は、彼女らが天守閣に上っている間に、広場に残り、こっそりサムライの鎧をつけて、彼女達を驚かせて、大笑い。

もう10年、いやそれ以上前にも感じるが、たった2年前のこと。

驚きは人生を豊かにする。驚きのもとは、旅と人との出会い。

1年はアッと云う間に過ぎるなどとは、もう今は思わない。人生がアッと云う間に過ぎるのは、驚きの不足。

沢山の小さな心地好い驚きが、重なって、2年は20年にも感じられる。

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April 03, 2008

桜島を見て思うこと

鹿児島に旅して、飛行機から桜島を見る時、指宿線の車窓から桜島を見る時、いつも私は想うことがある。

それは特攻隊の飛行機が、この世と今生の別れをした山の光景である。

また、坂本竜馬がおりょうさんと訪れた桜島、どんなに幸せな旅だったことだろうと、快晴の桜島を想う。

桜島を見てると、不図、そんな、両方の世界が交互に脳裡に浮かんで来る。

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April 02, 2008

熊本・山鹿温泉

鹿児島本線玉名駅からバスで50分の場所に、山鹿温泉はある。私の大牟田の実家から車で1時間弱の場所。名前は子供の頃からよく聞いてたが、今回、初めて訪れて、それは驚いた。

鉄道の駅からかなり離れた、山あいの温泉町。参勤交代の街道が残り、重要文化財の八千代座があった。菊池川沿いに、菜の花が咲き乱れ、丁度桜も咲きはじめてとても綺麗な光景だった。

八千代座の切符売り場近くで、「西南戦争130周年記念、山鹿口の戦い」の講演や記念展示会があることを知った。田原坂は有名であるが、ここ山鹿口でも、薩摩軍・官軍合わせて約6000名が死傷した激戦があったと云う。早速、山鹿口の戦いの書籍を買い、読んで見ることにした。

今回、名古屋のいとこ夫妻が山鹿温泉に来ると云うので、合流してみたが、山鹿が、とても素晴らしい異次元の場所であることがわかった。父が生前、山鹿、山鹿と云って憧れていた理由が、今やっとわかる気がした。


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April 01, 2008

延命動物園の出会い

昨日、九州旅行(4日間)から帰って来た。鹿児島、山鹿、大牟田、柳川と旅し、沢山の再会や、小さな驚きに感激の旅だった。

子供時代に行った、地元・大牟田の延命動物園のアシカのプールが懐かしく、ちょっと入ってみた時、園内で、大変な驚きの出会いがあった。動物園の園内で、一人で歩いてらっしゃる人が、どこかでお会いした人だと思って、御互いに気づいた。

昨年6月、東京の三池高校同窓会で、名刺交換させて頂いた方だと思い、大津先生ですか?と声をかけた。今度、日本芸術院会員になられ、4月14日帝国ホテルで御祝レセプションが計画されれている、三池高校出身の画家、大津英敏さんであった。今回は、大牟田で、御祝の会が開かれ,帰省されていたとのこと。今度描かれようとしている、ホワイトタイガー(ベンガル虎)を見る為に、ちょっと動物園を訪れたとのことでした。

私は、昨年同窓会でお会いしたばかりだったが、4月14日、帝国ホテルのレセプションに参列する予定をしていたので、この偶然の出会いに、それはもうビックリ。 帰りに書店で、日経ポケットギャラリー「大津英敏」を買って、大津先生の絵を、沢山鑑賞した。

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