牛糞エネルギー、私の思索の小さな旅
世界の人口の半分30億人が、薪や牛糞と云う、非商業用エネルギーに依存していると云う。 女・子供は薪を集めるのに平均5kmを歩くと云う。ー2008年1月LPG振興センターのレポートー
インドの1次エネルギー消費の37%を牛糞、次に石炭31%、石油、天然ガスはその次。ー原子力関連懇談会資料抜粋ー
牛糞や薪は、余り日頃感覚の分からないエネルギー分野だから、私は、にわかには信じられない数字だった。世界の経済に組み込まれた世界ばかり、新聞で見ている自分が、恥ずかしくなった。
グローバライゼーションで、世界的市場に組み込まれた世界は、急速なインフレなのか、ゆでガエル的なインフレなのか、世界的バブルにのみ込まれ様相が変わってしまった。その外の世界には、薪を取りに平均5kmも歩く子供達もいる。
世界を動かしているお金って、キツネが造った葉っぱのようにも見えて来る。
お金では現せない、人間の生活の営みが、時に崇高にも見えて来る。
Comments
life-artistさん おはようございます^^
>世界の経済に組み込まれた世界ばかり、新聞で見ている自分が、恥ずかしくなった。
私も同感です。
Posted by: リリー姫 | February 08, 2008 09:10 AM
リリー姫さん、同感コメント有難うございます。
経済的な視点でない価値が見えることが、素晴らしく人間らしいのではとも思います。それを私は人間の品格とも云えるのではと思います。
Posted by: life-artist | February 08, 2008 11:37 PM