30数年振りの大学の講義、今生の別れ?
先日12月15日、80才になられた国際政治の神谷不二名誉教授の講義を、慶應大学150周年記念事業の一環として、三田キャンパスの517番教室で、30数年振りに聴く機会があった。
先生の声は、ちょっと小さめではあったが、確かに30数年前の懐かしい先生の声だった。80才になられても、国際政治に対する新鮮な視点には、敬服した。
約1時間の講義の後、教室を出て行かれる先生の後姿が、今生の別れかとの想いがよぎり、手を合わせたい気持ちになった。
今回は先生の講義を久しぶりにたまたま聴く事が出来たが、このような滅多に会わない人間関係の中では、今生の別れが、すでに起きてしまっている事を悟った。
Comments
はじめまして。私は慶應義塾商学部卒の塾員で法学部政治学科卒ではないため慶應義塾では神谷先生の授業を受ける機会はありませんでしたが、その後進学した東洋英和女学院大学大学院(大学院は社会人向け夜間共学)で神谷不二先生のご指導を賜った者
http://www.kamitaku.com/
http://kamitaku.cocolog-nifty.com/rock/
です。
貴日記にある先生の講義を私も拝聴しに伺いました。その際の拙日記
http://kamitaku.cocolog-nifty.com/rock/2007/12/post_f5bb.html
で貴ブログ日記も参照させていただきましたので、その旨ご報告申し上げます。
Posted by: 神山卓也 | December 18, 2007 12:45 AM
神山様、初めてお話させて頂きますが、共に色んな想いで、神谷先生の講義を聴いていたんですね。会場にいた沢山の人達も、それぞれ感慨深く、講義を聴いていたのでしょう。
神山さんの多才振りは、ホームページをちょっと読ませてもらって驚きました。ロックバンド・短歌・研究・温泉って、実に面白い組み合わせですね。それも神山さんと云う自然の造形かも知れません。
ブログ、アクセスありがとうございました。
Posted by: life-artist | December 18, 2007 05:50 AM