気付かなかった最期の時間
この3年くらい10月末は、目白で、木原光知子さん司会の、オリンピック選手の集い・トークショーに行くのを楽しみにしていた。今年も10月27日の予定の、その直前の昨日、彼女自身のくも膜下出血による訃報に愕然とした。
去年の10月末にも目白で、彼女のスポーツマンらしい清清しいトークを聴いた時は、あれが彼女を見る最期の勇姿になるとは・・・・・、人は元気そうに見えても、死と隣合わせて生きていることを思った。
彼女が、自分の人生を、辛い過去を語った時もあった。人を殺したいほど憎んだ時もあったと笑いながら語っていた。明るくいつも笑いを取りながら話すスタイルは、そんな過去を微塵も感じさせなかった。
最近は毎年この時期、観客として、彼女の話、近況を聴くのが恒例になっていた自分が、あれはとても貴重な時間だったことを感じた。彼女が言っていたことを思い出し反芻してみる。今再び、オリンピックの時の彼女の勇姿も、亡くなる前の最近の勇姿も、同じように輝いている。
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