あしなが育英会の募金
昨日午後、上野駅の前で、高校生があしなが育英会の募金をしていた。女子高校生が、声を張り上げて、遺児の窮状を訴えていた。遺児母子家庭の平均勤労収入は年間139万円で、現在は、親の自死による自死遺児家庭が16.4%にも増えてきたと云う。
母は朝から夕まで働いても 日々の生活を送るだけで一杯一杯で、高校生の子供自身もアルバイトをして、親に毎月1万円を渡していると云う高校生の状況報告も小さなパンフレットに載っていた。
美術館や音楽会、動物園で、賑わう上野駅公園口の平和な、のどかな光景に、私は、遺児母子家庭の窮状がだぶって浮かんできた。子供から貰う1万円が、どんなに崇高な1万円か・・・・私は涙した。
レストランで摂る昼食の予算を大幅に落として、私は500円硬貨を、募金の箱の中におとした。
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