西行と芭蕉
武士出身の西行は、始承4年(1180年)、63才の時、伊勢二見が浦に草庵を結び、心澄むような質素な生活をしたと云う。くぼみのある石を硯にした西行を、芭蕉は敬慕したと云う。
奥の細道の旅のあと、二見が浦を訪れた芭蕉は、「硯かと拾うや くぼき石の露」と詠ったと云う。
昨日の日経の朝刊の文芸欄に牧内さんと云う編集委員が、この句を紹介しておられた。
私は、歴史を超えて、この二人の競演に、心しびれる感動を覚えた。
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武士出身の西行は、始承4年(1180年)、63才の時、伊勢二見が浦に草庵を結び、心澄むような質素な生活をしたと云う。くぼみのある石を硯にした西行を、芭蕉は敬慕したと云う。
奥の細道の旅のあと、二見が浦を訪れた芭蕉は、「硯かと拾うや くぼき石の露」と詠ったと云う。
昨日の日経の朝刊の文芸欄に牧内さんと云う編集委員が、この句を紹介しておられた。
私は、歴史を超えて、この二人の競演に、心しびれる感動を覚えた。
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