自由・平等・博愛
フランス革命のスローガン「自由・平等・博愛」は有名になった。だが、自由・平等はよく主張されるが、"博愛"は忘れられてるのではないかと思う。 私にとって、"博愛"とは、"自他一如"と云えば分かりやすく感じる。
"博愛"は広く他を愛することで、自由・平等の主張し過ぎに対する、ブレーキ役のようなものだと思う。
自分の自由の主張が、他人の犠牲を強いてなされていないか。
自分の平等の主張が、他人の犠牲を強いていなされてないか。
自分と他が一体化したような、ともに愛する調和した気持ちを表す"博愛"の土台に、そのブレーキのもとに、自由も平等もあると思う。
先人が、血を流し、悩み苦しみの末に勝ち取った「自由・平等・博愛」の"博愛"を、三権分立のように、確固たる大切な大切な価値として、自由・平等の主張し過ぎの監視役として、思い出すべきだと思う。
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