「病気とは、母との再会」
先日の坐禅合宿の道場の住職は、最近MRI検査で、異常が発見されたことを告白された。その病気についての住職の考え方に、禅の精神そのものを見るような思いだった。
病気のことは、自分が再び母のもとへ帰るようなものと、全てを母に任せられた境地を披露された。
病気は即ち優しい母との再会。病気に慌てるどころか、全てを「大いなる親元」のゆりかごにいるような境地を披露された。
寧ろ、聴いた私が、とても哀しくなり、日々の住職の教えが、愛しくなった。こうして私も修行して行く自分を見る。
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