人工的なものへの憧れ
人工的なものへの憧れ、それが若さのようなものかも知れない。未熟さ、傲慢さとも云える。
自然と闘うような構築物、考えかた、システムなど、それは、人間万能主義、科学万能主義だと、危なっかしく単純に見えてしまう。
いずれは、自然の営みに還って行く物・事象に、長い年月で見れば、どうあがいても、一時的なものだと思う。
作ったら、どう自然に戻すかを、考えながら創らなくては、社会の平穏も心の平穏も無い。
人工的なものへの憧れから、自然への憧れに変わって行くのを、円熟して行くことと云うのではなかろうか。
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