"ラマダン"定期検査説
イスラム教徒の今年のラマダン(断食)は9月13日からと云うのを聞いた。一年の中で、この1ヶ月は、日の出~日没の間は、イスラムの人は水も食物も摂らない。
この様な、非日常の行為は、何か身体にも心にも、大きな意味があると、私は日頃から思って来た。
身体は断食することで、クモの巣がはっていたような、眠っていた生体維持機能を点検している。健康になる。心も日頃の食物への感謝や、貧しい人への思いやりを呼び戻す。当たり前のことと、日常に埋没していた心に、生きていることの意義を、思いださせるに違いない。
工場や機械も、定期的に清掃や分解点検などしなければ安全は確保出来ないように、人間の身体も心も、そのような点検修理が定期的に必要だと思う。
日本の定期健康診断などでは、到底追いつかない、深い意味が、イスラムのラマダンには、込められていると私は感じている。
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