水木しげるさん、城山三郎さんの世界
九州から横浜へ帰ってきた8月12日の夜、偶然つけたTVで、水木しげるさんの戦争体験の番組にくぎづけになった。玉砕の意味する非人間的な組織の暴挙に強い憤りを感じた。
城山三郎さんの番組では、彼の戦争体験を経た、反組織論には沢山うなずいた。「旗振るな、旗振らすな」に彼の人生観が集約されている。戦争体験がもたらした、病的なまでの、組織への警告は、その熱意に打たれる。
このところ、「はだしのゲン」を始め、時節がらか、戦争からみのTVを連続して見た。改めて、戦争回避の努力の大切さを再認識した。戦争から60年を経て、再び、戦争へ繋がる危険水域に突入して行くことのないように、しなければならないと、つくづく思った。
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