セミ取り成果、ガナガナ3、ワシワシ1
九州へ帰省している間に、蝉を捕まえた。蝉の鳴き声がすると、木の幹や枝を目を凝らして、どこに留まっているのかをたしかめたくなり、何度も木のそばで立ち止まった。
手の届くほど低い場所にも蝉が留まっていると、これはもう、本能的に、手で捕まえざるを得ない。何度か、蝉におしっこをかけられ逃げられたが、4匹は捕まえた。ガナガナ(あぶら蝉)3、ワシワシ(クマ蝉)1、合計4匹。
捕まえても、横浜へ生きたまま持って行く訳にもいかず、数時間後には、尋問の後、釈放してやった。一度は死を覚悟したであろう蝉も、びっくりして、一目散に青空へ飛び去った。1匹路上に死んだばかりのワシワシ(クマ蝉)が落ちていたので、これは、捨てられず、そっとハンカチに包んで横浜へ持ち帰り、ベランダの隅に置いた。横浜には、違う蝉しかいないが、近くにクマ蝉がいると、何だか気持ちが誇らしげになる。
やっぱり、セミ取り遺伝子のせいだろうかと、自分が可笑しくみえてくる。
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