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June 19, 2007

ハルピンの余韻、そして2階立て新幹線

ハルピン行き前後にも色々な驚きがあった。新潟空港で、出発の時に、新潟在住の長年の知人が笹団子を持って見送りに来てくれていたのは、嬉しかった。30年前私が会社の独身寮にいる頃、近所に住んでおられたご夫婦で、今でも親しくさせて貰っていたが、奥さんの病気のリハビリで大変な中、ご主人が見送りに来てくれた。

昨日、私の人生におけるハルピン行きの意義を再度考えてみた。やっと母の人生の真実の厳しさの一部が、昨日のことのように、自分のことのように、臨場感をもって感じることができたと思う。やっと母を深く理解することができたと思う。今、母が生きていたら、一緒に同じ気持ちで泣くこともできたと思う。

昨日、週刊誌AERAに、日本一哀しい格差殺人の記事があった。2人の知的障害児を抱えた母子家庭の母親が、日比谷公園で、10才の次男に睡眠薬を飲ませナイフで殺し、自分も自殺未遂を起こした52才の母親のことが書いてあった。「死ぬ前に、一度2階建て新幹線に乗せててあげたい」と東京から越後湯沢まで乗ったことも書いてあった。
私も、一昨日2階建て新幹線にのって東京へ帰って来た。何気なく乗っていた、2階立て新幹線。どっと、感情がこみ上げてた。過酷な人生は、私の何気ない日常の中に起きていたことを思った。

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