会津若松城の空気
約140年前、会津城に散った、若い命のことを知り改めて人生の過酷さを知りました。会津藩家老、西郷頼母の妻他、2才を含む一族、婦女子総勢21名は全員自決しています。
「もののふの道と聞きしを 便りにて 思いたちぬる 黄泉の旅かな」会津藩家老西郷頼母の妻の妹の辞世。
「手をとりて ともに行きなば 迷わじよ いざたどらまし 死出の山道」上の句(たき子)13才、下の句(たい子)16才の姉。まだあどけなさ残る姉妹の句です。
飯盛山にある白虎隊の墓そばには、「日の御子の 御影をあおぎて若桜 散りてものちも 春をしるらむ」と、白虎隊生存者だった、飯沼貞雄さんの歌が添えられていました。
こんなことがあっていいのかと思うくらい、人生は過酷なことも知りました。先週の金曜日から、もう数年経ってしまったような、別世界の体験でした。
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