色々な顔
昨日は、8年前に病気で亡くなった会社の先輩の家にご焼香に行った。当時海外駐在で、葬式に参列出来なかった知人が、どうしても焼香に行きたいと云う希望で、私も同行した。
子供時代から見て来た息子さんも今は立派に成人していて、亡くなった父親のエピソードを私達から聴いた。たぶん父親の知らなかった部分を聴いたことだろう。
家族の中で見せる顔と、友人関係の中で見せる顔、色々な顔が人間にはある。私自身は、両親についての友人からの話は、余り関心もなく聴いて来なかった。今聴けばとても、興味深く聴けるだろうと思う。両親の友人が生きている時に、もっと聴いておけば好かったと思う。両親は、社会に周りにどんなに写っていたんだろう。
時々、親としての両親の人生ではなく、一人の男や女として、両親を眺めてみたい気持ちがする。自然を探求するのと同じように、時に、大切な身近な人間の人生を探索してみたい気がする。
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