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March 19, 2007

常在菌、病気、薬

MRSA(黄色ブドウ球菌の一種)で亡くなる人は、病院にしかいない。病院以外で、MRSAで亡くなった人はいない。これは、病院は抗生物質で、常在菌まで殺してしまうから、患者に抵抗力がなくなっていることと関係している。院内感染で有名なMRSA、MRSAで死なない為には、退院が一番。 と云う話は、九州大学・島添先生(薬学)の講演であった。

日常生活で、人間も外界も、沢山の常在菌と一緒に共存して生きている。それを、抗生物質で大量に殺してしまうと、そのバランスが崩れて、病気になるとの話。

ガン治療も、徹底的にガン細胞を殺す治療に彼は疑問を抱いていると云う。単に細胞を殺す薬を抗がん剤と呼んでみたりするのはおかしい。ガン細胞だけ攻撃する薬も開発されて来たが、それもどんどん耐性が出来て効かなくなっていく。抗がん剤は延命目的で、治癒目的ではない。 病気を、徹底的に敵にみたり、殺菌したりする治療でなく、病気と仲良くするような薬が、望まれるとの理想を語ってくれた。

沢山の常在菌も、病気も、自分の大自然の営みに一部と考えると、過激に大量に手を加えることは、自然に反するようにも思う。

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