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February 28, 2007

豆腐の入った水の冷たさの想い出

いつも、豆腐を食べる時に、想い出す。 子供時代に豆腐屋さんへ行くと、豆腐屋さんが、冬でも、冷たい水の中に、そっと手を入れて、そーっと浮かすように豆腐を手で抱えて引き揚げ、売ってくれた。

自転車の荷台に木の容器に入れて豆腐を売ってる豆腐屋さんの行商もいた。その時も、冷たい水の中に豆腐が入っていた。 近所から聞こえて来る、♪トーフー♪と云うラッパのような音も想い出す。

あの時の水の冷たい様子は、自分が顔を洗う時の冷たい水の感覚でわかっていた。 それでも、冷たい水に、何か1日の始まりや、家族の温かさを感じていた。

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February 27, 2007

長寿地域は、大豆系かぶどう系

世界の長寿地域は、大豆系かぶどう系と云う。大豆イソフラボンも、ポリフェノールの一種。

人間の寿命は、食べた野菜の料に比例すると云った明治の学者もいた。

野菜には、ポリフェノールのようなファイトケミカルが沢山存在している。

米と大豆が、日本食の最強コンビと云われる所以。

24日(土)と、26日(月)の食育講演を何とか無事に終了した。また新たな気持ちで、食育も研鑽を続けて行きたい。


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February 26, 2007

何気なく見かけた光景

昨日は、シンガポールからの出張来日中の友人を連れて観光案内をした。ホテル近くの浜離宮の庭園で梅を見て、海上バスで、浅草へ。浅草では、丁度情緒ある「流し雛」が行われていた。

秋葉原では、現代日本のユニークな若者文化の象徴として、フィギアの店とガチャポンセンターを案内した。

それから、鎌倉へ行き、八幡宮と大仏、そして江ノ電で江ノ島へ。江ノ島で、夜景をみながら、回転寿司を食べて帰路についた。

1日中付き合いながら、仕事の話、家族の話、人生の話など、長年の付き合いの友人との話が出来た。

昨日ゲストが一番驚いたのは、船から見た、隅田川沿いに並ぶ青いテントのホームレスであったとのこと。そのことが私には余りにも意外で、私も驚いた。 彼は、今まで、何度も来日はしていたが、ホームレスの実態を知らなかったから、繁栄する日本の裏側をみたようで、とても驚いたと云う。 国を知るには、観光宣伝をしているものより、何気なくみかけた光景が、よっぽど印象に残ることもあるものだと思った。

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February 25, 2007

女性が長生きの理由のヒント

心筋梗塞で亡くなる人は、世界中のデータで、男性は女性の約2.5倍~3倍高いと云う。これは何故かと調べてみると、女性ホルモン(エストロゲン)のせいのようである。

大豆の胚芽に含まれるイソフラボンは、このエストロゲンと非常に似ていて、ポリフェノールの一種と云われる。世界の長寿は、大きく分けると、大豆系かぶどう系になると云う。

イソフラボンは、乳がんを防ぎ、肝臓で悪玉コレステロールを退治することで有名。

男女の平均寿命の差もこのエストロゲンの差が関与しているとも云われる。男性も、女性並みに長生きするには、このエストロゲンに似たものを含む大豆イソフラボンを食べることでできるかも知れない。

大豆イソフラボンが良いのは、女性ホルモンの1000分の1から10,000分の1の作用しかないので、沢山食べても問題がおきない。

これも、「栄養学のABC」からの抜粋です。 何故、女性が長生きか、ちょっとヒントになる。

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February 24, 2007

火山の国のカルシウム不足

欧州の大地は、海の底が、せりあがってできたもので、カルシウムがいっぱい含まれているけれど、日本は火山国で、火山灰にはカルシウムがなく、火山国の地上には、カルシウムが少ないと云われている。

肉などのに含まれている、リン・イオウ・窒素などの害を防ぐには、カルシウムを沢山摂らなければならないが、欧米に住んでいれば、そこで取れる野菜を食べ、水を飲んでいれば、肉の害を防ぐのに十分なカルシウムを自然に摂ることが出きるが、日本はそうではない。日本の大地で取れる野菜や水には、カルシウムが余り含まれていないので、欧米人と同じように、肉を沢山食べていると、身体を壊す怖れが大である。朝日新聞社「栄養学のABC」 家森幸男・川島四郎著 の抜粋です。

カルシウム不足は、イライラのもとや、ウツの元と云われる。また、日本人独特の、無情感や、悲観論などは、案外この風土に関わりあるのかも知れない。 

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February 23, 2007

メープルタウン

"♪メープルタウンへおいでよ、光と影のメープルタウン♪"、こんな曲がテーマソングのアニメーションのTV番組が20年程前にあった。とても懐かしい。ムーミンのような温かさを感じるアニメーションだった。可愛いウサギのようなキャラクターがあったと思う。

成人した娘に聴いても、余り覚えていないようだった。あんなに、目を真ん丸くして、夢中になってTVをみていたのに。私は、いつかこのメープルタウンのビデオを入手して、また見てみたい。

社宅で、休日の朝、娘を膝の上に乗せて、このTV番組をみたことも多かったと思う。その後、休日出勤することも多かった。ムーミンは、35年くらい前にTV放送されたと思う。大学時代、横浜から九州へ帰省して、両親と久しぶりで食宅に座った時に、TVではムーミンをやっていたことがあった。ムーミンの声と実家の温かさが重なっている。

時に、懐かしいTV番組を想い出すことも、懐メロを口ずさむ時のように、心を癒してくれる。

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February 22, 2007

国際LPガスセミナー

昨日夜、国際LPガスセミナー(2/21-23)で来日中の外国のゲストとのレセプションに参加した。私が話かけて、以前よりかなりやせたこともあるのか、一瞬私を直ぐに思いだせない表情をする人もいた。

私がスリムになって嬉しいことか、相手がボケて来たことか、定かではないが、これも、ちょっとした驚きの体験である。

今日から本格的なプレゼンテーションが始まる。 4年振りに、またセミナーに参加出来る人生の展開に感謝する。

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February 21, 2007

新潟検定

先日新潟に行った時に、第1回新潟検定試験の存在を知った。京都検定をはじめ、各地の検定が続々と出来て来た。私は、このような検定を知ると、放っておけないくらい興味が出て来る。

検定試験の為の参考書もあり、旅行雑誌で知るより、遥かにその地域を、歴史的・文化的に知ることが出来る。私の住んでる、神奈川・横浜の検定や、出身の九州の検定、そして新潟の検定も勉強したい。

今年は、5月の連休を利用して、大阪で英語ガイドの4日間の実務研修を受講することにした。日本を代表する観光都市、奈良・京都のプロにもなりたいと思っている。バスガイドさんの教本を入手して、読んだりすると、とても嬉しくなる。

そして、たまには、各地を一人旅で、自主研修。 土地や自然やそこに住む人々を知ることは、Small Surpriseの宝庫だと私は思う。

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February 20, 2007

金襴緞子、演歌

昨日出社して、朝、♪金襴緞子の帯締めながら、花嫁御寮は、なぜ泣くのだろう♪の歌を思い出して、会社の若い女性に、ちょっと聴かせてみせた。

「それは、何の演歌歌手の歌ですか?」と云われ、思わず笑ってしまった。

失われた大正ロマンか?、私の声のせいか? いずれにしても、想定外に可笑しい。

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February 19, 2007

娘のオムツを買った場所

会社に入り、九州出身の私が初めての勤務地、新潟で、誰も知り合いのいない淋しい思いをしていたころ、会社の独身寮そばの御夫婦が、家族ぐるみの付き合いをしてくれた。私が、NHKの英会話のテキストで、英語同好会を呼びかけた時に来てくれた人が、近所の人だった。大晦日に、家に呼んでくれて、一緒に年越しをした事もあった。

その後、東京に転勤してからも、時々そのご夫婦を訪ねることが楽しみになった。週末から新潟へ来て、昨日ご夫婦を訪問した。 訪問の後、ご主人が私を車で新潟駅方面に送って下さる時に運転中に不図おっしゃたた。通りかかった薬屋が、赤ちゃんだった娘を連れて新潟に遊びに来た私達夫婦がオムツを買った薬屋だったと云う。私はすっかり忘れていたが、ご主人は、この店の前を通るといつも私の娘を想い出すとおっしゃった。

何気ない想い出を語って頂いた言葉に、助手席で、何だかとても感動を覚えた。


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February 18, 2007

沼垂(ぬったり)四角、作業服時代

昨日昼、新発田の友人と喫茶店で近況を語り合い、新発田城や酒蔵を散策し、夕方、新発田から新潟へ移動した。新潟の友人は、私が、新潟の工場で勤労課で勤務したころ、地元の新入社員として採用した後輩である。

年は5才ほど違うが、当時一緒に雪の中、よく飲み歩いた。何か面白いことを云うと、「役者やのう」とか、二人の口癖で、顔をみ合わせてよく笑った。夫々に人生の艱難辛苦を超え、まだ人生は色々な課題はあるが、再び、50代になって、また二人で飲む人生の展開に感謝する。

当時私は、独身寮から、毎朝歩いて、沼垂四角の朝市の前を通って、線路の前を通って、工場に通った。20代前半、国際ビジネスマンに憧れ入社したのに、茶色の作業服が、嫌だったなー。会社で時には、職場に社内報を配るのに、リヤカーまで押したこともあったなー。

「いやあ、まいったわネ。おめーさん。」私の第2のふるさと、新潟。

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February 17, 2007

新発田

昨日、終業後、新幹線に乗り、新潟経由で夜、新発田へ着いた。私が25年ほど前に社会人の新潟ESSを主催していたころ、交流のあった新潟大学のESSだった友人を訪ねて、彼の住んでる新発田へ来てみた。

朝起きると、ヒンヤリとする空気の中、ホテルの壁には、新発田出身の画家、蕗谷紅児の作「花嫁」が飾られていた。街中に雪はないが、晴天の朝、遠くの雪を抱いた飯豊連峰の山々が、寒い北国を思わせる。

日本海に流れ込む加治川の堤防は桜の並木道になっている。桜を想像しながら散歩しようと思う。新発田城のある城下町。私が、会社員なり最初に勤務したのが新潟だったが、当時は、新発田がどんなところか余り興味なかった。今は、色々な街を、興味深々と旅をするのが好きになった。

♪知ーらない街に行ってみたい♪ を口ずさみながら、散歩してみたい。

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February 16, 2007

ミラー細胞、仏心

人が悲しいと、自分も悲しい。人が喜ぶと自分も嬉しい。人が食べてると、自分も食べているような気持ちになる。

これは、人間の持つ"ミラー細胞"のなせる業であり、人の本来の心、即ち仏心の現われと云う。

ただ、本来の自分に返って行くことが修行。 「すべて良し」「大丈夫」「今ここ」。 坐禅の修行の中で聴く言葉。

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February 15, 2007

ハルピンへの旅プロジェクト

昨日昼休み、"瑞雪"と云う満州引き揚げ体験の話を書かれた知人のオフィスを訪ねた。会社の近くなので直ぐ行ける距離で、昼食を御一緒した。瑞とは喜びの意味です。私は、15年ほど前にこの本を知った時に、この本を母親や兄弟・姉妹に配った。引き揚げ体験者の姉は、本を読んで以来、その人と年賀状を交わすようになった。

今年も、6月中旬に貿易ミッションを率いて、ハルピンに行かれるとのこと。私は、母の過ごしたハルピンを旅するのが、念願でもあり、今年は、年休を初めて行使して行ってみたいと思っている。その貿易ミッションに、加えて頂いて、私は、商談等の行事には入らず、ただハルピンを見て回る。

もしかすると、母が若いころ、新しい人生を夢見て歩いた、同じハルピンの道を歩けるかも知れないと思うと、「やったね」って感じがする。母が、「よく来たね。こんなところだったんよ」と迎えてくれるような気がする。

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February 14, 2007

居酒屋光景

昨日、新橋で立ち寄った居酒屋で、中国人留学生の若い女性が二人、忙しく働いていた。カウンター越しに、ビールのジョッキーを洗う手つきや、洗い終わったジョッキーを台にのせる慣れない様子をみていると、自分の娘と同じくらいの年なのか、何故だか、応援する親こころみたいな気持ちが湧いてくる。若い女性を、親の視点で見る境地って、最近のちょっとした自分への新鮮な驚きである。

こころの中で、「頑張ってるね。苦労して勉強してることが、将来きっと人生で、役立つよ」とささやきながら、お酒2合と、鰯の南蛮漬けをつまみ、帰路についた。

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February 13, 2007

梅干を食べた時の顔

私は、梅干を食べた時の人の顔が、何となく好きだ。特に小さい子供の場合は、更に可愛い。

何だか、生きてるって感じがする。生命の賛歌って感じがする。

そして、梅干が最高の健康食って云うところが、また何とも云えない。

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February 12, 2007

病院のベッドの下の添い寝

スケートの橋本聖子さんのお母さんが病床で亡くなる前、お母さんが望んだことが、病院のベッドの下で、一晩娘が添い寝をしてくれることだったと云う。

真っ暗で、淋しく、静かな病院の部屋で、娘がそばに寝ていてくれた時、お母さんは、どんなに温かく感じたことだろう。人生のさいごの娘からの贈りものだったことだろう。

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February 11, 2007

引き返して行くこと

太古の時代、ユーラシア大陸と、アラスカが繋がっていて、そこからモンゴロイドと云われる人達が米国大陸に散らばって行ったと云う。

その人達の言葉に、死を意味する言葉と「引き返して行く」と云う言葉が同義語だったとの話を坐禅の会の会員の方から聴いた。

遥かなる本来の自分に向けて、内なる神へ向けて、帰って行く道のりが人生。素晴らしい表現にハッと思った。

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February 10, 2007

厭戦歌"戦友"

昨日夜、田町で、坐禅の会の集まりの懇親会での出来事だった。約15名くらいだったが、各自近況と歌でもと云われ、自分が話す番になって、無性に満州への興味の話と、よく母が歌っていた"戦友"を歌いたくなった。

子供の頃から、そばで母がよく歌っていたので、耳に馴染んでいて、短く簡単に歌えると思っていた。♪ここはお国の何百里、離れて遠き満州の、赤い夕日に照らされて、友は野末の石の下♪

"ここはお国の・・・・"まで歌ったら、何故かもう胸が詰まって歌えなかった。立ったまま咄嗟に後ろを向いて、涙を隠したら、私の後ろの方からから、同席の人達がみんなで、♪離れて遠き満州の・・・・♪と続けてくれた。そして最後までみんなで歌ってくれた。

満州の平原に、赤く大きく沈む夕日を送りながら、幾多の人に歌われたことだろう。もう私には、この歌は哀しくて歌えない歌になっていたことを知った。

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February 09, 2007

江戸は男だらけの100万都市だった?

江戸時代の100万都市・江戸はは男だらけであった。 と云う話を聴いた。半分の50万人の町人も、地方からの出稼ぎが多く、男性が圧倒的に多く、また半数の武士・僧侶階級も男だらけ、結局、女性の比率は20%台ではという説である? 確かに、うなずける説だと思った。

江戸切り絵図をみながら、江戸時代の神楽坂の話を聴いた。昨日夜、東京シテイーガイドのセミナーで、神楽坂今昔と云う演題の話を、神楽坂の森戸記念館で聴いた。

泉鏡花と神楽坂芸者の話が、「女系図」のもとになった。神楽坂には今でも31人の芸者さんがいて、20名が稼働されているとのこと。私は、毘沙門天前の神楽坂の風情がとても好きだ。


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February 08, 2007

3丁目の夕日、町内会の花見

今年は、楽しみにしている花見がある。 町内会の花見で、それは九州の実家の町内会の花見である。何十年ぶりかで、参加したいと強く希望している。

父が、昭和30年代、町内の人達と裏山にある不動尊のある丘の上で、ゴザをひいて、町内の人達と談笑していたような姿を、かすかに覚えている。不動尊のそばに、その後出来た公民館で今でも町内会の花見を細々と、やっているらしい。当時の、家の前の、池田商店さん、小柳自転車屋さん、などのご主人の顔を思いだす。ちょっと、花見の時の、赤い顔の色まで思いだして、可笑しいくらいだ。

今は息子さんや、孫の時代になってる町内会で、"3丁目の夕日"気分を味わいたい。当時私は、近所では、"ひろちゃん"と呼ばれていた。

飛行機で、土日のトンボ帰りになっても、絶対行って見たい今年の花見である。

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February 07, 2007

会社交際費

会社を辞めていた4年の間、会社の交際費の食事は、縁がなくなっていたが、また、会社どうしのオフィシアルな会食に同席することも時々復活した。

だけど、私は、個人的には、個人のささやかなお金で、庶民的な居酒屋で飲むのが一番好いと思っている。そして、フランクに話し合える人間関係だったら、なお更楽しい。

プライベートに、安い居酒屋で"割り勘"で飲む関係を好しとする人と、時間を過ごしたい。そのような時間は豊かに感じる。

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February 06, 2007

侠客とサダム・フセイン

江戸時代、佃島に金子政吉と云う侠客(親分)がいて、佃島の治安維持に役立っていたと云う。そんな話を、先日の東京シテイーガイドの会の研修の中で聴いた。

サダム・フセイン後のイラクの混乱・治安悪化に、不図、この侠客とサダム・フセインの役割が重なった。シーア派とスンニー派の過激派の対立・抗争は、サダム・フセイン時代が好かったと思うことさえあるくらいの心配の展開を見せている。

社会は、世界は、きれい事ではないことを思った。

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February 05, 2007

「高齢化社会」・印籠

現代日本社会における、水戸の黄門様の印籠は何か?

それは、「高齢化社会」という言葉である。 これを云われると、大概の人は、ハハーとひれ伏す。

医療費の3割負担も、年金需給の先送りも、大概のことは、ハハーと従わざるを得ない。医療費2割負担を3割負担にしたことは、政府給付を8割から7割に削減すること。 「高齢化社会」の印籠は絶大。

これも、中原英臣医師の講演での印象に残った話。 因みに私は茶目っ気があって、名古屋城で買った印籠の土産もののおもちゃを持っている。

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February 04, 2007

2月末、男の食育勉強会主催

昨年4月の食育講演開始以来、何度か地域や団体に呼ばれて、東京・横浜で食育指導士の講演をやってきましたが、また、次の通り東京・横浜で食育勉強会を計画しました。 (ご興味ある方は、当方まで事前ご連絡下さい)

2月24日(土)横浜開港記念館、午前10:15~11:30。(地下鉄・日本大通り下車)
2月26日(月)東京・京橋、 区民会館 夜 19:00~20:15。 (地下鉄・京橋または宝町下車)

日本人の健康寿命と不健康寿命の差は7年~9年(中原医師講演)。オムツをつけて7年以上も生活するリスクは、ちょっとした食の勉強で防げると思います。"健康は人生最大のインフラ"、これが私の人生哲学です。

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February 03, 2007

野菜350g

米国では、1970年代に”ヘルシーピープル”と云う、国家的・健康プロジェクトを立ち上げた。1992年に米国でのガンの死亡率は、頭打ちになり、1994年から、減少傾向に入った。心筋梗塞の死亡率も3分の1に減少した。 野菜・日本食志向。→ 日本では、30年前と比べると、ガンの死亡率は3倍に増え、心筋梗塞の死亡率も1.6倍に増えた。 食の欧米化が原因。

米国の”ヘルシーピープル”のスローガンは、”Five A Day”= “1日5皿の野菜” であった。70g/皿の野菜=玉子1個の重さ、即ち70gX5皿=350g/日の野菜を食べることをスローガンとした。 野菜には、ビタミン・ミネラルなどの抗酸化物質が多く含まれており、ガン や病気の元の活性酸素の発生を防ぐ。

米国の“1日5皿、350gの野菜”の考え方は、かつて日本人が食べていた野菜の量を真似したものだった。 かつて、お手本となった日本の野菜消費量は、減少し続けた。 現在は285g/日と云われる。 もう1皿を食べる努力が必要。

ー2/3中原英臣医師講演からー

日本の伝統の食事は凄いなーと改めて関心した。

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February 02, 2007

物質・利便・効率・・・心の敵

人や社会は、物質・利便・効率を求めて、楽にもなってきたが、そこに潜む心への毒素には余り気づかなかった。

物質・利便・効率は、人を、社会を過信・傲慢にしがちだ。質素・苦労・非効率の中で、心が伝わるのは何故だろう。心は、過信・傲慢を動物的に、かぎわけてしまう繊細なもの。

心は、物質・利便・効率を求めていない。芸術を見ればわかる。

生活や仕事は、物質・利便・効率に振り回されても、心は思いっきり、その反対を楽しませてあげたい。

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February 01, 2007

きれい事と現実

「どの国も、人口に応じて、汚染排出権利を認められるべきだ。」一理ありそうだが、中国・インドが欧米と同じ温暖化ガスを出せば、すでに世界は一巻の終わりとNewsweekの最新号は書いている。

どの国も核兵器を持つ権利がある。人間は平等なのだから。とは云っても、短気な紛争を繰り返して来た国々に核があったら、どうなるのか? 簡単に使いそうな指導者も世界には、ゴロゴロいる。

選挙の結果、内戦化して行く国もある。イラクのように。

現実の世界は、激しい利害の衝突の中で生きている。

自分が指導者だったら、どうすると云う視点で、物事を考えてみると、単に米国や、政治家を評論したり、批判出来ない。現実世界は、驚くほど、歯切れの悪い、妥協策だらけの、不合理なものに感じる。色々な事を、ダブルスタンダードと批判しながら、個人もダブルスタンダード的な生き方を沢山しているのではないかと思う。

”謙虚に、しかし星を見て生きる”これが好い生き方なのかなと思う。


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