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October 09, 2006

"空の名前"、"結い立て"

暁、夜明け、東雲、朝焼け、筋雲、羊雲など、"空の名前"が、ピアノと女性コーラスで流れてきたらどうだろう。辿ってきた人生の情景が、想い出され、神秘的な空間に入り込む。 曲の信長貴富氏の解説に、多彩な空の表情を鮮やかな音のパレットで描いたような曲にしたいとあった。私は、故郷の裏山で夕暮れに母と見た空、姉と見た空を想い出した。

昨日、日本女子大の卒業生の方々が1964年に結成された伝統ある合唱団の定期コンサートに初めて行ってみた。確かに、素晴らしいものであることがわかった。

混声合唱に"ゆったて哀歌集"(五木宏之 詩)と云うのがあった。"結い立て"とは、会津地方の言葉で、山道などの立ち木に「私は今ここに来ています。あなたとお会いできずに」と結び残しておく置き文のことらしい。人生には、このような哀切な場面がある。多くの"ゆったて"は、相手に届かず、空しく残されたままになっている。その哀しみを歌うと解説にあった。

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Comments

Life-Artistさん おはようございます!

"ゆったて哀歌集"聴いてみたくなりました。

Posted by: りりー姫 | October 09, 2006 at 10:23 AM

リリー姫さん、"ゆったて"と云う言葉の由来だけで、もう文学の世界が広がる感じですね。

Posted by: Life-Artist | October 10, 2006 at 06:04 AM

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