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October 30, 2006

べか舟

べか舟とは、一人乗りの海苔採取用の木造船のことです。昨日は山本周五郎の青べか物語の舞台、浦安を東京シテイーガイド有志10名くらいで散策した。明治・大正そして、昭和46年浦安が漁業権を放棄するまであった浦安の漁業の光景を想像しながら、歩いた。当時の商家や漁師の家が文化財住宅として保存されていて、素晴らしい。

浦安は、"安らかな漁の栄える浦"であって欲しいと云う願いが込められた名前であった。

20代を浦安の船宿で過ごした山本周五郎は、その船宿の当時小学生だった長太郎と、30年振りに再会する。「その時、彼を「長」と呼び、彼が「おう」と答える時に、私の心には、30年と云う時間の距離は無かった。」と周五郎は記している。その船宿・千本は、今も船宿・吉野家として、境川ヘリに残っている。


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