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October 01, 2006

旅する心

心とは、"教育された本能"と云う。人は何故、旅するのだろう。知らない自然の光景、人々の暮らし、人との出会い。

それは、人生の讃歌ではないかと思う。蝉は生まれて7年くらい地下で過ごし、地上では7日間くらいで生涯を終る。春も秋も知らず、今が夏と云う意識もなく、ただ鳴き、木々を飛び渡る。蝉の声が、生命の協奏曲のように聴こえる。

小さな旅であっても、人は旅することによって、この世が、どのようなところか、を深く味わうことができる。旅は、生きていることの確認作業ではないかと思う。自分の人生の出会いや光景を、深く心に刻むことができる。

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