刀匠の家
昨日は,長い付合いの友人と飲んで入る内に,その友人が8代将軍吉宗に献上した刀(国宝)で有名になった玉置一平安代の9代目当主だと云うことが判った.彼は途中から姓が変リ,その奥さんの家系がそうであったことを昨日初めて知った.大きな驚きだった.
人は関心が無いことは,見てても見えていない世界だったのだとつくづく思った.日本刀の美に関心がある人にとっては,名前ですぐ,ピーンと関心が湧くことだったのかも知れないのに,何十年も親しい友人なのに知らなかった.
最近,私は美術館にも関心が深くなり,日本刀の芸術性にも少し関心が出てきていた頃なので,これはビックリだった.人の持つ知らない世界がこれほどまでに衝撃的に現れたのは初めてである.
今までどおりの居酒屋で飲みながらも,素晴らしい境地だった. 人生の新たなパノラマを見る思いだった.
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