街の風景、社会の激変
昨日、六本木ヒルズ、汐サイトにある会社を挨拶訪問した。4年前にはなかった最先端のビルに激変する時代を感じる。六本木ヒルズ駐車場で見かけるみたこともないような高級車。高級なレストラン。
一方、報道で知る、社会的・経済的に、追い詰められた人の事件の増加。夜は、ツカサグループ代表川又三智彦氏の講演を聴いた。彼は、大富豪から大貧民になった経験から、今では動物的感覚で、独自に、社会・経済的変化を敏感に強くとらえている。大きな不安定期に入っている日本の現状を感じる。
私が、川又氏に興味がある点は、彼の昭和30年代村構想(伊豆・伊東)を熱っぽく語るところ。路地で遊ぶ子供、縁側で猫を抱いてただ座っているだけでもサマになるお年寄り。彼は、安定した、穏やかな社会には、ほのぼのとした風景のように、年寄りがいてもらわないと困ると云う感性。アルバイトの金を払ってでも、年寄りに、エキストラのように、その街にいてもらわないと困ると云う発想。とても素晴らしいと想う。