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June 03, 2006

苦労の絶大な価値

苦労をしながら人の為に何かが出来る人は幸せだと思う。その苦労が心を打つ。そして、燃え尽きても、永遠の輝きになる。苦労そのものが、価値を産んでいるのだと思う。

どんな高価なもの、どんなことであっても、与える人が簡単に得られるものであった場合、軽さが伝わり、心を打たない。その意味では、お金は無力だ。

身を捨てて、苦労をしても本望なくらい、大切な人を持てることは、人間のかけがえのない幸せだと思う。

私は、時々「博、負けるな!」と云う母の声が今でも聞こえる。私が結婚した時、披露宴の出席者に絞るような声で、「博を宜しくお願いします」と云った父の声をはっきり覚えている。

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