違うと感じる力、感性
「違う」と感知するのが感覚の力。動物は感覚が鋭い。自然の中にいると感覚が磨かれる。現代人は、感覚を縮小していく世界に住んでいる。
「同じ」と感じるのが社会生活、都会生活。「同じ」の感覚を発展させるのが科学。同じの感覚の象徴が「言葉」「お金」。
「お金で買えないものは無い」と云う人の発想は、お金で買えるものしかみて来なかった人生。そこで、私は思った。お金で買えるものしかみて来なかった心には芸術は存在しない。
昨日夕方、新潟から横浜ヘの帰りに、東京で養老猛先生の講演を聴いた。 「違いがわかることが感性」との彼の言葉に、自分の考え・芸術論が整理された。
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