出来なかった大学の案内
昨日、英語TOEICのテストを、日吉の慶應の校舎で受検した。大学の校舎に足を踏み入れると、胸がキューと詰まるような気持になる。九州の両親をつれて大学の校舎を案内したら、どんなにか両親は喜んだことか、今になってわかる。
満洲から引き揚げ、人生で何度も、振りだしに戻るような苦難、また生命にかかわる苦難を経て、馬車馬のように働き通しで、私達兄弟・姉妹6人を育てた。男の子である私、長男である私を、大学に行かせてくれた。どんなに苦労したことだろう。
九州は、遠かったけど、一度でもいいから、私が大学を案内したら、どんなにか喜んでくれただろうと云う思いが、いつも、大学の校舎をみると込みあげて来る。・・・・・ありがとう。
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