裁判所の廊下の光景
昨日、家庭裁判所の廊下で、声を抑えられず泣きながら歩く女子高校生の姿を見た。どんな事情かと思ったが、ただ、子供にとって余りにも過酷な運命だったのだろう。ただ、数分見た光景なのに、辛く、心にずーっと残った。
人生には、沢山の過酷な出来事も起きる。子供の時は、それを乗り越えるのは、どんなにか辛かろう。その光景を想い出すと、人生の目的を、自分の趣味や楽しみで送るなど、薄っぺらに見えてくる。
人生の苦難に喘いでいる人に、自分は何ができるのか? 人には、必ず苦難はつきもの。誰にも苦難がやってくる。人の苦難がわかる人になることが、自分の苦難を乗り越える術とも思った。 ちょっと廊下で見た光景に、はっと何か人間にとって大切なものを訴えているような感じがした。
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