花見ならゴザで
まもなく、桜のピンクの列島になる、美しい国、日本。心ゆくまで、その色を味わいたい。
ある人が、桜の名所等でよく見かける青いビニイルシートを敷いての宴席に興ざめするので、せめて花の下では、茣蓙(ゴザ)にして欲しいと云っていた。
確かに、桜を愛でる行動にも、人々のなかでも大差がある。サラリーマンの職場の花見は、花を愛でるより、仕事の延長で、美の鑑賞には縁遠い観がある。それが周りの、真に桜を愛でたい人には、興ざめになることも多いだろう。
芸術や美を、真に味わうには、一人静かに、その芸術や美と対峙できる環境が大切だと思う。そうすれば、桜の名所ではなく、自分が、こっそり見つけた、名もない近所の桜が、最高の美かも知れない。
Comments
我が家に近い小金井公園は桜の名所で、今日あたりから道が混みます。
名所じゃなくて、近所の桜で充分です。
Posted by: 佳代子 | March 25, 2006 01:05 PM
はじめまして。いつも考えさせられる内容で、楽しみに読ませてもらっています。
もうすぐ、桜色、ですね。
私は、自分が通っていた小学校の校庭の桜(7~8本あるかな)が大好きで、
毎年、一人こっそり、それも3分咲きの時に見に行くのが楽しみです。
娘ができてから、こっそりと言うわけにもいかなくなりましたが(^^)、
花を愛でるには、やはり自分の心のとの対話が必要な気がします。
Posted by: chiri | March 25, 2006 02:48 PM
佳代子さん、小金井公園の名所の桜も、静かに見れれば最高でしょうね。名所が故に静かにしてくれないですね。
Posted by: Life-Artist | March 26, 2006 07:11 AM
chiriさん、一人で静かに、自分と対話しながら、花を見る境地、それが生きてる深い実感にも繋がるような感じですね。コメントありがとうございます。
Posted by: Life-Artist | March 26, 2006 07:19 AM
>名もない近所の桜が、最高の美かも知れない。
共感します(^^)
人ごみがきらいなごーすとは、静かにひっそりと咲いて、舞っている桜を見る方がいいな~ぁ♪
Posted by: ごーすと | March 27, 2006 05:12 PM
ごーすとさん、桜は、一人で静かに味わうのが好いですね。美術館をみる時のように。
Posted by: Life-Artist | March 31, 2006 06:31 AM