極寒の日々に思う
最近の寒さの中で、野外生活の人達のことが気になってしようがない。 近代的な現代社会であるのに、私の目には、飢えや疫病で、路上で日常、人が死にゆく戦国時代のような光景を想像する。
マザーテレサが見たインドの光景と同じ光景が、日本でも起きているのではないかと思う。個人主義で、人を助けて生活して来なかったが故に、いまさら人に救いを求められずに、路上生活をしている人もいるだろう。怒りっぽいとか、人間関係が下手で、孤立してそうなっている人もいるだろう。
一歩外の世界は、寒さがこんなに厳しい世界だったことを、あらためて思う。 人は、強い時も、弱い時も、人と寄り添って生きてこそ、イザと云う時も、あったかい焼きイモのような人の体温を感じることができると思う。
いきさつがどうであれ、沢山の路上生活の人を、見て見ぬ振りは出来ない気持になる。 余りにも人生が過酷過ぎると思う。
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