九州国立博物館
昨日、大宰府の九州国立博物館を訪れた。 何十年振りかの大宰府が、こんなに美しいところだったとは、初めて気づいた。 臨済宗・光明禅寺の石庭の紅葉も最高の時期だった。
蒙古来襲絵詞(竹崎季長)のオリジナルを初めて見た。蒙古の沈船から引き揚げられた蒙古軍の兜(カブト)、貝殻のついた古びた兜に、1281年の元寇が、想像の世界に鮮やかに蘇る。
外を歩くと、聞えて来るシニアの夫婦の方言の会話が心地好い。「ちょっと早かばい。 どこさんいきょっと?」 。 近所の住民の声も、「今、帰ってきんしゃった。」
レンタサイクルを借りて、大宰府駅界隈を走り、茶店で紅葉を楽しみながら甘酒を飲んだ。 私の旅のパターン。
Comments
大宰府は、大昔に新婚旅行で立ち寄りました。茶店で新緑を愛でながら甘酒を戴きましたよ。
Posted by: 弥生の月 | November 23, 2005 08:28 PM
弥生の月さん、新婚旅行で新緑を愛でながら甘酒。それだけで、俳句のように、大宰府のその時の情景が浮かびます。 茶店での甘酒、旅の情緒ですね。 瞬間、芭蕉になれるようです。
Posted by: Life-Artist | November 24, 2005 07:33 AM