紀元前の医療に感銘
3000前の中国の周の時代の医療に、「一番格式が高い医者は食べ物で治す医者(食医)、その下に薬を使って治す医者(疾医)、それからメスを使って治す医者(傷医)」とのランク付けがあったと云う。
BC460年に生まれた医聖と云われたヒポクラテスは、「食で治せない病気は、医もこれを治せない」と云っている。
彼は、西洋医学の大成者であるが、病気を自然現象の一部と捉えている。
2000年前の西洋医学にも5つの流れがある事を知り、自然を重視する考えに驚いた。 <1>ホメオパシー(同種療法、免疫療法)、 <2>ナチュロパシー(自然療法、アロマセラピー、ハーブセラピー等)、 <3>サイコセラピー(心理療法)、 <4>オステパシー(骨格を整える療法)、 <5>アロパシー(薬を使って治す、逆症療法) と云う。 明治維新と共に、アロパシーだけが、西洋医学として日本に伝来したと云う。
私は、人間も、病気も全て、自然現象として捉える思想に、感銘を覚える。
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