"未見の我"
吉田松陰の言葉は、教育者として人を鼓舞する力の凄さを感じる。
「未だ、見たことのなかった自分を目指しなさい。 心は熱く、一生に一度くらい、本気でやってみなさい。 必ず達成します。 運命を造りなさい。」 "未見の我"と云う言葉に凄まじい力が込められているように感じる。
松陰先生の教育を受けた人物は、熱い志のある若者が多くいた事がうなずける。 そんな弟子達にとって、武蔵野の処刑場の松陰先生を、柵の外から見送る時の、辛さは、どんなだっただろう。 気が狂うほどの悲しみと口惜しさだった事だろう。 それが、明治維新をつき動かしてきたのだと思う。
処刑を命じた、井伊直弼も真剣に生きた人だと思う。 松陰先生も真剣に生きた。 短くても、真剣に生きる事の、迫力、素晴らしさは、狂おしいほど、羨ましくも感じる。
本来昨日午後から、伊豆ヘ座禅に行く予定が、急用で行けなくなったが、何故だか、今朝は吉田松陰先生の事を思った。
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