人体への畏敬
どう考えてみても、驚きが収まらないのが、心臓が押し出す血液の拍出量の大きさ。 人の握り拳ほどの大きさの小さな臓器、心臓が、1回80ml ほどの血液を押し出し、1分間では、5.5リットル、1分間で、全身の血液を、ほぼすっかり入れ替えてしまうと云う。 1日で8トンになる。 1年で、3000トン。 一生80年として、24万トン、外航の大型タンカーの1隻分に当たる。 自分が、石油の輸入に携わっていたから、尚更、そのイメージが湧き、その巨大さに、仰天してしまう。 人体への畏敬の念が湧く。
また人間の血管の長さは、地球を2.5周もする長さ(10万キロ弱)。 万里の長城の7000キロ位(日本~欧州)では、短い! 短い! 。 人体って、何だこりゃ? って感じだ。 こんな財産、世界遺産どころじゃない。 その驚きを忘れずに、生きて行こう。
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