もし月が無かったら ?
45億年前、小惑星が地球に近づき、衝突した。 これがGiant Impactと云われ、地球の一部が破壊で、飛び散った。その飛び散った破片が、集まり「月」が誕生した。 月は、元は地球の一部だった。 それは、すさましい衝突だったろう。
それから地球の地軸は傾き、自転速度が日8時間から24時間に変わった。 もし「月」が無かったら、地球は、強風(300km/時)が吹き荒れ、単調な自然のなか、生命の進化の速度は、すさましく遅く、人類の誕生は無かったと思われる。 潮の満干き、四季の変化、豊かな自然は生まれなかったと云う。
地球の1/4の直径の「月」 、愛しい地球の兄弟。 やっぱり、月を、小さな地球と見たてても良かったんだ。 遣唐使が、故郷を夢見て、「三笠の山にいでし月かも」と詠んだ気持は、深いんだ。 45億年前の神秘が、無ければ、今の自分も、人生もないんだ。 よくぞ、地球の後頭部に、大きな石がぶつかってくれた。
愛知万博、「もしも月が無ければ・・・」(三菱館)の訪問記でした。
Comments
Lifu-Artistさん おはようございます。
新幹線で万博に言ってこられたのですね。
Posted by: りりー姫 | July 25, 2005 07:42 AM
リリー姫、万博は広かったよー。 ちょっとしか見れんじゃった。
Posted by: Life-Artist | July 26, 2005 06:12 AM