「盛大な人生」 中村天風著
2年くらい前に、知人から借りて中村天風著「盛大な人生」と云う本を借りて読んだ事がきっかけで、中村天風先生のことを知った。 東郷平八郎、原敬、松下幸之助、稲盛和夫、宇野千代とかが、"生涯の師"と仰いだ人物がいた。
明治9年生まれ、若くして死病と恐れられた肺病を患い、死病を治す為に欧米、インドを彷徨い、ヨガの師に出合う。 まさに、精神の修行で、病気を克服(90代まで長生き)。 その後、財界でも成功をおさめたが、突如一切の地位を投げ打ち、大道説法に転じた人。 彼は、自分が患った肺病をも愛した。 人生は、まさに"盛大な宴"のような気持にさせてくれる本だった。 彼が、説法を行った護国寺に今も中村天風専門書店がある。
天風先生を思うと、 "晴れて良し、曇りても良し 富士の山" と云う境地になる。
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Comments
天風先生はたまに夢に出てきます。
私も自分のブログに天風先生のこと書いてみようと思います。
Posted by: かよこ | June 29, 2005 11:05 PM
かよこさん、天風先生のファンでしたか。 私は、天風先生の写真をみると、気持が落ち着くような感じです。 コメント有難うございました。
Posted by: Life-Artist | June 30, 2005 05:59 AM