間に合わなかったこと
両親を既に、13年前と10年前に亡くした私は、両親の兄弟・姉妹や親しかった人と両親との思い出を知る為に、それらの人に会いたいと、この2~3年常に思って来た。 しかし、会うことを先延ばしにしている間にそれらの人が亡くなってしまう悲しみを最近何度も味わった。 5月13日、父の名古屋の弟が94才で亡くなった。 子供時代に会った記憶は鮮明に残っていても、何十年も会って会っていなかった。 2年前、父の満洲時代の親しい友人も96才で亡くなった。 その方とは、とうとう一度も会話をすることがなかった。 2年半前、母の弟も65才で亡くなった。 何年も会っていなかった。 会うことが、間に合わなかった。
自分や両親のことを、身近に思ってくれている人のことを、日常生活の惰性に流されずに、時々思いだし、会うべきだと思う。 それらの人は、自分をはっと気づかせてくれる人だと思う。
父の人生の話を父からじっくり聴けばよかった、母の人生の話を母からじっくり聴けばよかったと思う。 私の人生で、「間に合わなかったこと」と思うことです。
Comments
Life-Artistさん こんにちは
訂正します。肝心な作文を書かれた方の名前を間違っていました。誠に申し訳ありませんでした。
今日の記事はあとで読ませていただきます。
Posted by: りりー姫 | May 16, 2005 12:43 PM
Life-Artistさん こんばんは
母は急に亡くなって後悔しましたので父一人になった時は時間を作って会いに行き何回も同じ話を聞きました。
Posted by: りりー姫 | May 16, 2005 10:35 PM