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March 31, 2005

家族、家庭に関する考察

ある講演会で、現代の家族・家庭に関する興味深い分析に出合った。

(1)人間関係の希薄化 ・・・・ 家族、親族、地域社会で協力する時代から、個人で産業に寄与貢献できる時代になった。 先人から何かを受け継いで成り立つ時代でなくなった(情報社会の発達)。 家族の外側だけ残って 中味がなくなった(空洞化)。 経済重視主義のツケ(戦後已むをえなかったが)。

(2)価値観の混乱・・・・ 価値観の多様化どころでは無い。 価値観に背骨が無い。 混乱そのもの。 会社には価値観の防波堤があるが、家庭には防波堤が無い。家庭には、極端な価値観も出入り自由の無法地帯。

(3)復元力の減退・・・・ 横の繋がりが無い、話し合いのチャンネルが無いから、すぐお手上げになる。 リセット型社会。
○X的発想による早急な諦め。

人生の幸福に立ちはだかる、沢山の伏兵を見るようであった。 守るべき価値は何なのか? 少しずつ 手を打つしかないが、何とかしなければならない人生では大切な事だ。

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東京最古の近代建築は?

東京で、最古の近代建築は,明治8年(1875年)建造の、三田演説館(慶應大学敷地内)である事を知った。明治維新後、洋風の建物を見た日本の職人が、木造で 洋風の縦長窓や、なまこ壁の演説館を造った。擬似洋風と云われ、日本の近代建築の黎明期の建築である。因みに慶應の赤レンガの図書館は明治40年の純洋風建築。(東京シテイーガイド関連情報)

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現代人は栄養失調

現代人は、カロリー的(熱源栄養素)には栄養過剰状態の一方、カロリーは無いが大切な保全栄養素(ビタミン・ミネラル・食物繊維)で栄養失調状態と云われる。 保全栄養素は、栄養の細胞への出しいれ(新陳代謝)のドアの役目を果たす。 不足すると、肥満・生活習慣病、精神の不安定等を惹き起こす。 お酒も糖分(砂糖)も 余れば 身体の脂肪に変わる。私も この事を知ったのは ほんのこの1年、簡単な情報なのに、無関心であった。 今では、生活習慣病発症予備軍を卒業出来た。 動物性脂肪 砂糖過剰の食事を控え、野菜・海草・果物を、意識して食べる必要があると思う。

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March 30, 2005

人生は想定外の連続

ホリエモンのビジネスの戦いの場面では、「想定の範囲内」と言う言葉が良く使われるようになったが、駆け引きの表現なのだろう。 ものごとは、思ったほど、楽ではなく、また 思ったほど 苦しくもない事が多い。 つまり 人生の展開は 想定外の連続のように思う。 想像する時は、粗く、楽観・悲観が混ざり、極端な部分を強調しているからなのだろう。 一方現実は、圧倒的に広範囲に、五感を通して大規模に、展開して来る。 原因と結果の法則や、偶然性も交え、目の前に現れて来る。 そのような想定と現実の差に直面し、舵を取っていくのも人生の醍醐味なのだろう。 願わくば、Happy Surprise が多い方が良い。

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March 29, 2005

"サムライ日本の会"との出合い

昨日、「酒とサムライ日本の会」(京王プラザホテル)と云うユニークな会にで合った。 内容は、利き酒、能鑑賞、ビジネス交流、などであった。 世間に恥じないような価値観を持ち、日本文化の良さを見なおし、新しい潮流を創ろうとする、気概に溢れた、ビジネスマン、学生にお目にかかれた。 4月から世界を和服で旅すると云う学生もいた。 閉塞感のあった日本にも新しい芽吹きが生まれている。

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日本の最南端は東京都の驚き

地理の勉強をしていて驚いた事に、日本の 最南端と、最東端が東京都であった事がある。 最北端 択捉島(北海道)、最南端 沖ノ鳥島(東京都)、 最東端 南鳥島(東京都)、 最西端 与那国島(沖縄県)。 日本の地理から云えば、沖縄は南と云うより西にあったんだ。 勉強にも驚きが多いと楽しくなる。

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March 28, 2005

今週、東京は桜の世界へ

今週、東京では桜が開花予定。人生のなかで桜を味わう回数は100回とは無い。 その中で、若い時は、うわの空で、棒読み的に、桜を見て来た事も多い。 今の自分は、桜の開花を待ちわびている。 ピンクのスクリーンをバックに、旅をしたら、さぞ想い出の旅になるだろうと憬れる。

今年は、桜の開花を見付けた時は、「待ってました! 」 「成駒屋! 」 「音羽屋!」 と、心の中で、拍手をしよう。 
桜が「それ程でも・・・・」 と照れるかも知れない。 自然と云う大舞台装置が、突然、ピンクの世界を創り出す。 桜の照明に照らされ、今の自分を素直に演じてみたい。 今日は雨の中でも、もうすぐ見れる満開の桜の情景を思い浮かべよう。

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March 27, 2005

身体は4ヵ月後、物理的には別人

食と健康に関心を持ったきっかけは、ほぼ4ヵ月で、人間の身体は別人になっている事を知った時でした。人間の細胞(60兆)の寿命は、次ぎの通り(20才位の人の例)。

赤血球 120日、 白血球 3日~5日、 血小板10日、 表皮28日、胃40日、胃粘膜細胞1日~2日、小腸栄養吸収細胞24時間、まつ毛4~5ヵ月、神経細胞4~8週間など。

身体を造る血液が、120日で入れ替わる事、別人になるのと同じ。 血液は 食べ物で決まる。 自分が自分の身体を造っているのに、「食」に無関心で、人任せで生きる事は、即刻 止めなければと思った。知育・徳育・体育の前に食育と云われる。 特に、生活習慣病だらけの、身体ボロボロの大勢の中高年男性の意識改革が必要と思う。 いつ倒れるか爆弾を抱えて生きている。

若者の身体の心身の異常も凄まじい状況になりつつある。異常な赤ちゃんが沢山生まれている。奇形の赤ちゃんの急増も深刻な問題を提起している。現代人は、過去と比べたら はるかに大量の有害物質のなかに生きているのだ。 食は戦いでもある。 気づく人しか変われない。

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March 26, 2005

"可能性の時代"に驚き

今の日本経済界の話題の 堀江氏、孫氏が、共に同郷、福岡県の、久留米大付設高校出身の名もない若者であったことは、人生観に素晴しい刺激を与えてくれる。現在は、戦国時代のような、凄い可能性の時代なのだと思う。 個人の力では、世の中を動かす力など、大したことは出来ないと思い、おとなしく世間が認める優等生的生き方を目指してきた団塊の世代の私にとって、ダイナミックに変貌する社会にいる事を再認識させてくれた。 彼等は、自分のエネルギーを思いきり外に発信している。 これからも失敗や成功の波瀾万丈もあるのだろうが、生きている実感は素晴しいと思う。価値は、世間が作るのではなく、自分が作り出していくもの。そして、自然と調和したような穏やかな価値観、人間の良心に根ざした価値観に導かれた時、人生の最高の境地を味わえるのだと私は思う。 人は、それぞれの段階で、もがくように一所懸命に生きている。 そして、沢山の可能性のなかにいる事を感じられるのは幸せな事だと思う。

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March 25, 2005

身を任せる境地

世の中、不公平、不合理が常と思うことがある。 足掻けば、足掻くほど、人生を辛くする。 そんな時、そーっと運命に身を任せて、空を見上げると、ふわっと、楽になるような気がする。 神様が、そーっと手を差し伸べてくれて、手の平に乗ったような気がする。時に神様が両親だったりする。 何も云わずに、優しく見つめてくれているような気がする。 足掻けば、折角、出された優しい手の平に乗れない。

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March 24, 2005

日本人は腸が長い

戦後、徐々に欧米食化して来た日本人の、生活習慣病の増加の背景に、日本人特有の身体の代謝システムへの理解も必要。 (1)日本人は欧米人より腸が長い(日本人7.5m vs 欧米人5m) → ゆっくり吸収される米等の穀物を消化するのに適している、長い腸は肉食には適していない。日本人の大腸ガンは増加中。 (2) 日本人はインスリンをゆっくり分泌する。 → 欧米人より糖尿病になり易い。 砂糖(単糖類)は、急激に吸収され、血糖値を上げる。現代人は砂糖の摂り過ぎ。 (3) 日本人は乳糖を分解する酵素の活性が低い。→ 牧畜民族ではない。 アレルギーになり易い。 (4) 日本人の4割は倹約遺伝子を持っている。→ 太りやすく、やせにくい。
何となく、ファッションで、欧米食を受け入れて来た日本人も多い。 気づくことが第一歩。

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March 22, 2005

お金について

お金は「強制力の象徴」と私は思う。 力ずくで幸せは勝ち取れない。 幸せはそーっと、心のなかで、優しく両手で抱えるもの。力ずくと分ったとたん、幸せは消えて行く。 生きて行く為の 最低限のお金は 食器や衣服のように、とても大切。 でも、それは単なる道具。 魂のレベルを高めないままでは、お金は寧ろ危険でもあるかも知れない。

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雨の日の喫茶店の窓から

自分が仕事に過度に夢中だった頃、人が苦しかった時に力になってやれなかった時のこと、自分の視野の狭かったことを最近とても、哀しく思うことがある。 意気揚々と、誇らしげな自分が、自分が白黒をつける激しい価値観を人に熱っぽく説いていた姿を思い出す。 喫茶店の窓から、雨の舗道にサドルを濡らして、放置された自転車を見ながら、不図そんなことを思った。 心は心を抱きたがっている。 人と人が、素直に、そのような気持が分って、向かい合った時、人間としての充実感が訪れる。

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"水玉坊や"の旅

雨の日は、外を見ると、"水玉坊や"が電線の下を、トコトコトコと 低い方へ渡って行く。 "水玉坊や"は遠い遠い旅に出る。 子供の頃、聞いた、"水玉坊や"の旅。 人生の旅。 私の遺伝子が、この光景を、懐かしく、人生の賛歌として眺めている。 雨の日も素晴らしい。

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歯が示す食べ物のあるべき姿

人間(成人)は、犬歯4、切歯8、臼歯20。 これは、肉: 野菜:穀物を1対2対5で食べることを想定している。 人間が長年かけて進化した結果の歯のバランスです(草食動物は臼歯のみ)。 健康へのこの上ないヒントではないでしょうか?

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March 21, 2005

単純な習慣の効用

先日、漫才家の星ルイスさんが肺ガンで亡くなったニュースがあったが生前、半年前にやはり肺ガンで亡くなった星セントさんの想い出を、哀しくて寂しくて耐えられないとおっしゃっていた気になっていた。このような時はどうすれば、乗り越えられるのだろうかと考えた。 毎日、何か些細なことでも、習慣となっていることが無意識に続けられる程に習慣化していれば、精神力を回復させてくれると思う。 何か行動することで、精神の過度な緊張状態を緩和することができると思う。 精神を安定させる脳神経(セロトニン神経)は歩行、呼吸、咀嚼等反復的なリズム運動で活性化されると云う。また朝の太陽の光を浴びることだけでも活性化すると云う。座禅、読経、散歩、深呼吸、よく噛んで食べることなど、の効用を感じる。そして、自分を何らかの形で表現する具をを見つけることも大切と思う。 人生のまさかの時は、誰にでもある。哀しみに負けないで、生きていく術を身につけることも、精神の健康維持に大切と思う。

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March 20, 2005

九州玄海島地震で災害伝言ダイヤル171利用

20日11時前の九州玄海島地震の報に驚いた。 (近所の小学校でのイベントで、町内会の屋台を担当していた時だった。) 実家が福岡県大牟田市の私は、郷里に住む弟家族、姉が直ぐ心配になった。しばらく電話は不通、初めて171の災害電話ダイヤルに、弟、姉へのメッセージを吹き込んだ。 その後、やっと 午後4時過ぎに通常の電話で話しが出来、無事を知ってほっとした。 日頃から、災害のこと、災害対策を考えることの重要性を、認識した。

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明治時代の平均寿命は39才

日本人の平均寿命の急速な伸びに、目を丸くした。明治時代39才、大正時代43才、昭和に入ってからも1947年(S22年)でも52才・・・・・現在の日本の男女平均で80才台。 今の日本人は人生を2度、やってるようなものだと思う。今までの人生は、リハーサル 練習だったと考えると、嬉しくなって来る。 ただ、人生平均80数年とは云え、現代人が、年毎に楽になっていくためには、克服すべき壁(3K と云われる)があると云われる。 「健康、金、孤独、」。 これらは、全て、自分が考えて早めに、行動しなければ、乗り越えられない壁である。若い時の延長では、意識が低すぎて乗り越えるのが困難な壁だと思う。 考えれば、方法は生まれる。 私も、このことを考えながら、本番の人生を送り始めたつもりです。新たな価値観、「健康・心・自然・時間」を大切に、清々しい気持で、頑張ろうと思う。

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March 19, 2005

人間も自然の一部

自分も自然の一部と思うと、妙に気持が穏やかになる。自然に身を任せれば好いと思う。素直になれば、自然に近づくと感じる。 何事も、大きな自然の調和の中の出来事。 "自然はあらゆる不自然を罰する"。 自分の心の中の自然も味わおうと思う。 私の好きな言葉、「晴れて好し、曇りても好し富士の山」。 人生の賛歌です。

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March 18, 2005

病気は自らが加害者で、自らが被害者

久し振りに友人の集まりに参加すると、病気の話を聞くことも多い。健康については、自分は健康と思っている人が多いが、突然病気になることがある。 現実は病気のサインがあるのに、余り気にしないで健康と云ってしまっているだけかも知れない。 健康の70%は食事が決める。残り30%は休養と運動。現代人は欧米食化して、動物性タンパク、動物性脂肪、砂糖の摂り過ぎ(栄養過剰)、一方ビタミン・ミネラル・食物繊維不足(栄養失調)。 ビタミン・ミネラル・食物繊維は、新陳代謝を司る重要な役目をする。不足しても、お腹がすいたとかにはならないので、なかなか気づかない。 疲れ易い、肩が凝るとかは、そのサインなのに、無視してしまうことが多い。意識して、伝統的日本食、野菜、果物を食べることが大切と思う。

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March 17, 2005

食品添加物、農薬世界一の日本

食品添加物、農薬に関する次のデータに接しました。 日本で使用が認められてる食品添加物 349種類で世界一、 米国でさえも日本の1/3の133種類、日本では、一日一人が10g以上食べて、年間4kgもの食品添加物が一人の人間の身体の中に入っている計算になる。 又、世界の農薬の62%を日本が使用しており、これも世界一。 日本では、好むと好まざるに関わらず、これらの物質を体内に蓄積していることになる。 ビタミン・ミネラル・食物繊維で、これらの物質を対外に排出するすることは、健康管理に極めて重要。 長寿社会とは云え、病気大国、生活習慣病大国、介護大国に住む日本人の健康管理への意識改革の必要を感じます。 介護を受けずに人生をまっとうする人生を目指したいものです。 健康は自己責任 !、 「食と健康」を真剣に考えましょう。

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March 16, 2005

盲導犬の訓練に思うこと

自立について、盲導犬の主人交代になぞらえた話を聞いた事があります。 「犬を訓練して、その後、徐々に身を退いて、自分が育てた盲導犬が、自分を主人だと思わなくなった時が、訓練士の仕事が終る時。 辛いことですが、それが教育と云うものです。 」 厳しさと愛情が伝わって来るような話です。

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March 15, 2005

英語で「焦土作戦」とは?(今日の英字新聞から)

フジTV とライブドア の戦い関連記事。日本放送が稼ぎ頭のPony Canyon社を売却する動きを称して、「焦土作戦」とマスコミは云っていますが、今朝の新聞は"Scorched-earth defense measure"と表現していました。

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長寿村へのアンケート

高天原妙円さん(佛国寺)が長寿村の人達にアンケートをされた時の話を聴きました。苦しい事はどんなことでしたか? → 生命が続くべきものが続かなかった時(若い人が亡くなった時)。 楽しかったことは→自分が作ったものを人にあげる時、花や作物など・・・。 美しいシワを作った人達の話です。 そして、妙円さんは、云いました。 自分の葬式で、誰にどんな弔辞を読んで貰いたいですか? と。 人の心に残るのは、その人が、「何を云ってくれたか? 何をしてくれたか?」だとのことでした。 確かにと頷きました。 何を所有したか? ではないのですね。 新鮮な気づきでした。

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March 14, 2005

東山魁夷の描く山々を思う

旅で、東山魁夷の描く山々のような光景を見ることがありました。 濃淡のある灰色だけで描く、幻想的な世界。そんな光景のなか、近くに目をやると、高い梢にとまる一羽のカラス、張り詰めたような、調和。 人生を、芸術のなかで生きていると思う瞬間です。

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地球ふたまわり半

「地球ふたまわり半する血管の芸術」それが人体です。 一人の人間に、約10万kMの血管がはりめぐらされ、体重の7~8%の血液が、一日約2000周も回っているなんて、驚嘆する神秘です。その血管も血液も、毎日 食べる食物で出来ていると思うと、ちょっと自分の身体にも、食物にも関心が出てくる感じです。

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March 13, 2005

座禅の心で好きなところ

私が、座禅で好きなところの一つは、質素な食事の後、一切れ、たくあんを残しておいて、ご飯の茶碗にお湯を注ぎ、箸で、そのたくあんを利用し、茶碗を綺麗に洗い、そのあと、全て飲んでしまうことです。 何と言う、生命への感謝の行為でしょう。 生かされていることへの感謝でしょう。 一日がグッと締まる感じです。

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千歳烏山での発見

東京シテイーガイドの自主研修で、少人数で千歳烏山(京王線)商店街を見学しました。その時、千歳烏山には寺町があり、関東大震災のとき被災した東京の寺が、この千歳烏山に引っ越してきたことを知りました。26もの寺があり、世田谷の小京都とも呼ばれているとのこと。 喜田川歌麿の墓や、川島正次郎(自民党副総裁)の墓もありました。また明治の鍋島邸(佐賀)、細川邸(熊本)も明治の風情まま寺のそばに、移築されていました。新宿から急行で13分の場所ですが、ぶらりと思索に耽りながら散策するにふさわしい所でした。新たな発見、小さな驚きでした。 

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March 12, 2005

自分銀行の通貨(人生論)

人は、時々、自分の持つ価値観と世間、社会の価値観と全然一致していない部分に気づきます。肉親との時間、かけがえのない人との時間、大好きな自然の光景を見ている時の時間、人に心から感謝されている時などは、自分にとって本当は、沢山のお金を払ってでも惜しくないと思うことがあります。 そのような人間らしい価値観に従ってみるのは、自分が本当に生きてると云う、素晴らしい実感を与えてくれると思います。地球上に人間は60億います。 自分の持つ細胞は60兆です。一つの細胞を一人と数えたらどうでしょう? 人間ひとりひとりの心は60兆の細胞の王様です。 自分銀行の発行する通貨で、価値判断をして試みたら、毎日の行動がどう変わるのでしょうか? 60兆の細胞がどんなに喜ぶことでしょうか。 たまには、「自分銀行の価値観」で考えることは、人生にはとても大切なことだと思います。

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March 11, 2005

雨の日はカエルになろう

今日のような雨の日は、カエルにとっては、はしゃぎ回る程 嬉しいでしょう。やった! と 騒いでいるかも知れません。
今日は一緒に、カエルになってみよう。

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「この指とーまれ」のこの指が"志し"

自分にとって、「この指とーまれ」 とアピールできるものは何なのか? それを考えます。 松下幸之助さんは、いつも門下生に「志し」を持てといつもおしゃっていたそうです。 確かに「志し」は人生を導く星です。

そして門下生の講演会で聴きました。人間の喜びには段階があって、「もらう喜び」(子供時代)→「できる喜び"」(青年時代)→「喜ばれる喜び」。 何の為に、誰の為に、自分は何をしたいのか? 絶えず自問します。

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March 10, 2005

松下幸之助さんの人生

松下政経塾の卒業生の26名が今、政治家になっているそうです。85才の時、政経塾を作られた意欲、使命感は敬服します。 時々、その卒業生の講演を聴く機会があります。松下幸之助さんは、自分が、比較的成功したのは、お金も無く、学歴も無く、健康でもなかったからだと塾生に述懐されたそうです。 好い事も、悪いことも起きていない、起きているのは事実だけ、その事実に意味を持たせるのは、その人の心。

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March 09, 2005

私が考える「幸せの定義・条件」

今朝、私なりの、幸せの定義(条件)を考えました。 (2005年3月9日)

①「自分が、人に役だっているかどうか」→本当に人に役だっているかは、自分が一番 良くわかっているとも思います。周り人の表情でわかります。自分がかっこよく生きてるだけでは、人生は辛いものです。 周りの人の心からの笑顔は人生の最高の喜びです。本当に人に役だっていれば、生きていけます。 誰かが守ってくれます。 仕事も本当に人に役立ってる実感のある仕事ができれば幸せです。

②「感謝すること」→ 感謝は、人生への自分の祝福です。宇宙のリズムに調和する、穏やかな喜びです。満足を得た心の静寂です。

③「生命への知識と、ちょっとした自信」→ 人間の物理的な身体への知識、どうすれば病気を遠ざけることができるかについて勉強し、実践すれば、自分の身体に、心から「大丈夫」と思える境地になります。 人体は食物その物で出来ているのに、惰性で食べて、健康を、医者に委ねる人生は爆弾を抱えているようなものではないでしょうか? ロシアンルーレットのような、ギャンブル人生と似たようなものかも知れません。健康の勉強と実践は とても大切です。

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新聞で見つけた英語らしい表現

"Blossoming Mideast Democracy". 中東で、民主主義が花が咲くように台頭している様子。 桜の季節にピッタリの表現ですね?
ただ、本物の民主主義かは疑問ですが、 "Democracy at gunpoint" ピストルで脅されて実現した民主主義、強制的民主主義と云うのも 英語らしい表現でした。

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March 08, 2005

誰でも、毎日ガン細胞が出来ています

知ってましたか? 健康な人でも、毎日100万個のガン細胞が生まれていた事を。 新潟大学の安保先生の「免疫学入門」に書かれています。それでも発病に至らないのは、免疫力が働いてガン細胞を殺しているからなのです。 人間は約60兆個の細胞を持っています。小腸の栄養吸収細胞の寿命は24時間、表皮の細胞(肌)の寿命は約28日とか、細胞は毎秒3000万個くらいは死に、また生まれていると云われています(新陳代謝)。 毎日、宇宙のような大工場の人体では、凄い戦いや大自然の営みが繰り広げられています。 だから、その原動力となる食べ物がとてつもなく大切なのです。勉強が大切なのです。

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March 07, 2005

時間の大切さ

人生では、毎日、何気なく 惰性に流される時間が多いものです。 だけど、本当に明日が人生の終りなら、誰に逢いたいですか? 何をしたいですか? 誰に何を伝えたいですか? 時間の価値は、お金になおしたら、とてつもない金額でしょう。 1日のサラリー や 時給 いくらでは、到底 程遠い 価値ガあることに気づきます。 自分の内なる心に従って、時間と云う宝物を、味わって使えたら、人生は充実しますネ。 人生を80年として、1日24時間と例えると、20才が朝6時、40才が正午、50才が15時、60才が18時、70才が21時です。 内なる自分との対話の時間、大切な人への感謝の時間を充分持ってますか? よく自問しています。 そして、これから、人生のゴールデンタイムを持ちたいと思っています。

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缶ジュース の中の砂糖の量

知ってましたか? 缶ジュース の中の砂糖の量が、30g~40gも入っていることを。角砂糖は1個3gですから角砂糖が10個以上も入っています。砂糖は、1日30g以上摂ると生活習慣病を招きます。 砂糖は急激に血糖値を上げ、糖尿病の元になります。砂糖は体内に吸収されるとき、大切なビタミン・ミネラルを奪います。又、体温も下げます。体温が下がると、白血球の働きが鈍り、免疫機能が低下します。 脳のエネルギーとしてなら、同じ糖でもお米、イモ、バナナ、等ゆっくり吸収される糖でとりましう。 現代社会は、食では恐い社会です。自分で、勉強して、健康を勝ち取る時代、自己責任の時代です。 毎日ファーストフードを食べたらどうなるか? 今話題の米国映画「スーパーサイズミー」を見ればわかります。人間の身体は、貴方が毎日選んで食べている物質そのものから出来ます。 勉強しましょう。

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March 06, 2005

洗練された質素さの美

最近、質素なことに素晴らしい美や魅力を感じることが多くなりました。
例えば、食事も、ご飯と味噌汁とお新香の質素な食事の、「質素さの中の豊かな素晴らしさ」を感じることがあります。
ご飯も、こだわりのある心を込めた磨ぎ方、前の晩からよく準備された味噌汁の朝の香ばしい香り、田舎を思いださせるお新香・・・ これは豊かです。 質素さの中に込められた、洗練された 高い精神性、感性、そういうものに感動します。

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March 05, 2005

息抜きギャグ、「私の祖先は、12月の太陽」

そのこころは、"December Sun"・・・・・・・・ ジサンバーサン

変なギャグも好きなんです。 私の病気です。

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ガッツ石松さんの人生観に共感

少し前の話しですが、週刊誌の見だしからガッツ石松さんの人生を垣間見る機会がありました。「上京する俺に、クシャクシャの千円札を渡してくれた工事現場の母」 彼は今でもこの千円札を人生の宝にしているそうです。 貧しい環境の中、母の愛を感じ、情景が目に浮びます。 又、問題を起こして警察に引き取りに来た親父が、帰りのラーメン屋へ寄り、ポケットからお金をかき集め、一杯のラーメンを注文してくれた。親父の分はなく、ズーット黙って俺がラーメンを食べるのを待っててくれた。 貧乏でなければ、見えない 人生の感動のシーンです。 胸が熱くなります。 太陽は右から出るとか、面白いことを云う石松さんは、本当は、凄い深い人生観のお持ちの方なのですね。 素敵な話しでした。

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March 04, 2005

西武グループ、堤 会長の人生に想う

今日の新聞に 王様「一転過去の人」との見だしがあった。 人生は、大きな波に翻弄されるように見える。 何だか分らないおおきな力で、上(栄光)に持ち上げられ、又、なんだか分らない力で、下へたたきつけられる。 アレクサンダーの映画の中でも見た光景だ。 日常の平凡な 「小さな、質素な、幸せ」、それに気付く境地に早くなれるかが、人生の充実には大事なことかとしみじみ想う。 人生は、よく噛みしめれば、それぞれに味わい深い場面ばかりなのだ。

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March 03, 2005

徳川家康の人生

最近歴史を勉強していて、はっと気づいた。 徳川家康は、関が原から大坂夏の陣(1614年)迄、14年も待っている。
平均寿命も今の半分くらいの時代に、何と忍耐深い性格と驚いた。

又、緻密に過去の人生から、生き方を学んだかと云えば、確かにそうとも云えるが、冬の陣(1615年)の時、真田雪村奇襲され、あわや自害も考える程の失態も経験している。 その点では、確実に将軍を目指したかと云えば、疑問。
人生の幸、不幸は、ちょっとした運、不運でもあったとも思う。

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「アレキサンダー」の感想

ペルシャとの戦いの時、マケドニアに栄光あれと大軍勢の前で叫ぶアレクサンダーに、壮大な人生の絶頂期を感じた。 若い時、その様な場面が時折、人生には確かにあるように思う。(私の心の中では、何か思い切ってやる時には、自分を奮い立たせるイメージ作りに役立つ)ただ、東へ東へ、地の果てまで統一を目指したアレクサンダーにとって、一人の人間の深い愛を得ることの方が難しかったのだとの思いも驚きであった。(人の心も果てしない程広く、混沌としているものだとも思う。だからこそ、人を愛することも生命賭けの事業なのだ。)

 

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英語で"全頭検査"は何と云う?

全頭検査: blanket test , (blanket は毛布 → 毛布をかけたように全ての意でしょう)
Japan dragging feet over lifting ban on U.S. beef. (Mar 3 Yomiuri)

株の時間外取引 : off-hours stock trading

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March 02, 2005

ハンセン病報告書(2005.Mar1)

今朝のニュースで小耳に挟む程度の表現でも涙がこみ上げて来た。
「お父さんが生きていたら僕結婚出来ない」と息子に云われたときの父の辛さ。
生まれたばかりの赤ちゃんに何も栄養を与えない処置に、看護婦がそーっと黒砂糖の汁を与えたらチューチューと吸ったとの情景。 8才の男の子の遺体解剖の同意書へのサイン。 全てが、狂おしいほど、辛い。

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